そのときは それしかできなかった
じゃあ それを認めてあげなよ
あなたが 自分で 認めてあげなよ
それしかできなかったのに
いつまで『たら れば』な
仮定の理想と比べて
自己批判してるんだよ
批判するから 自分にさえ
受け入れてもらえなくなって
よけいにおかしくなる
自分に至らないところがあることを
自分で認めて いい加減 許せ ゆるめろ
それを全部引っくるめて
今の自分であることを許せ
その事実を認めずして
頑張ればなんとかなる しか思わないから
いつまでたっても 状況変わらずに
それどころか しょっちゅう悪化するんだよ
過去の私に言いたいわ
お前 内心 どれだけ
自分ができると思ってたのさ?
できなければいけない なんて言って
頑張る ってことは
どこかで できるはずと思ってるんだよ
そうじゃなきゃ とっくにあきらめてるよ
そうやって自分に 足かせばっかりはめて
プレッシャーかけて
その検証のために と
他者に実力やら何やら
認められることばかり意識して
いったいどれだけ
自分に無謀な期待 かけてるわけ?
そこが勘違いだよ
期待好きな親の 真似っ子だよ
自分はね 自分にね
ごめんはっきり言うけど
そんなことしちゃ いけない くらい
180度 逆効果なことやってんだよ
と ふと20年前の
恥ずかしい自分に対して
情けなさを久しぶりに感じ
怒りではなく
おいおいおい×100くらいの気持ちで
過去の自分に伝えてみる
今から考えれば 穴があったら入りたい くらいの
勘違いな自己期待と 自己プレッシャーだったわ
自分を 自分が本気で 追い詰めてたわ
自分に嘘ついてカッコつけて
つけすぎて自分の感覚マヒさせて
『私はそうは思わない 私はこれがいい』
この心の奥の本音を 親や他人に 伝えられなかった
そういう自分がいただけだった
……目覚めるのに
自分を殺すかどうかのところまで
エネルギー使ってしまったねぇ……
ま それも私の学び方だったんだな
いい勉強した 本当に
私はいつだって 良いも悪いも引っくるめて
『今の私』であっていいこと
命を落とす前に 気づいて
私は 個人的にね よかったと 今 思ってるよ……
命を落としてから 気づいたとしたら
(死で 意識がちゃんと途切れるかなんて 何の保証もないからさ)
私の昔のキャラだったら
ものすごい後悔に もだえ苦しむところだったわ
私は そこまでいって でも気づけてよかったと
自分で本気で 思えるわ……
という ある夏の 休みの日の ひとりごと
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