とある方との会話。
まったく悪気なく、悪意もなく、素朴な疑問として尋ねられた。
「そんなさ、暗い人にばかり延々話しかけて、
わざわざ知らない人の超苦しそうな話を聞いて
(あ、見春屋でのご相談内容を他言したわけではありません。
私が今まで、お話を受けてきたものについては
お客様の体験談とか、わざと書いていなくて。
それは重たくて深いご経験ゆえのご相談と気づき、
その結果、の話だから、
今のところ、いただけたご感想を
私自身が、記事という形にする気がとくにない……
みたいなことを言葉にしただけ)。
それ、面倒くさくはないの?」
オウッ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ !!
周囲には、私のやっていることって、そう見えるの?
その質問自体が自分にとっては斬新で、驚いた。
いや、あの、これ、私がやりたいと思ったからやってて、
私にとってはそもそも、面倒くさいとかいう種類のものではなくて。
少なくとも読まれた方のなかで
「何らかの策が『私にも』あるかもしれないから
自分で死を選ぶのは、まだもうちょっと先にしようかな」
と思ってくださった方、
それをわざわざご丁寧に伝えてくださった方もいて。
この活動って、私にとって『生かされた』ことへの恩返しでもあって、
なのにそう言っていただけたのが本当にありがたくて、ゴニョゴニョゴニョ。
はい、うまく言葉にはできませんでした、
自分の「話しかけたい」衝動について。
理屈じゃなかったんだもの。
苦しい方への話しかけ、自分でまずやってみたら?
という示唆をいただけて、
それもそうか、と感じた、あのときの「感覚」。
自分が生かされたのだから、という「感覚」、
私にも何か、少しは協力できることがあるのかも、と思った「感覚」。
アタマでは整理しなかったし、整理する必要もなくて。
衝動、というか、深いところから湧いてきた「感覚」だったので、
あとは勇気を出して、それに従ってみることにしただけだった。
そして、
『自死を考える人に勝手に話しかけるブログ』ということを決めたら、
ブログのタイトルは速攻でこんなの(笑)ヒラめくわ、
ペンネームは宇宙にお願いしてみたら1週間後に降りてくるわ……。
ええ、マジ、夢の中で、漢字付きで登場したのですよ、あるお昼寝タイムに。
『きのもとみはる』ですっ! って夢の中で自分が(なぜか)叫んだ瞬間、
『木元見春』という漢字が思い浮かんで、
直後に目が覚めたという、怪しさ大爆発状態……。
で、もうなんだか、本当に逃げようがなくなりました、くらいの
気持ちで、文章書きが始まった。
そうか、これが面倒くさいとかいうふうになる人もいるわね、当然。
わざわざ、関わる必要がないと感じる人もいるであろう。
えーと、そういう意味では、好きでやってます。
義務感ではありません、やりたくてやってます。
その方には、とくに突っ込まれもせず、そこで話は終わったけれど、
「変なヤツ」と思う人もいるのかもしれない。
身内には近いこと(笑)言われたな、変わってる、と(^^;)
うん、だったらそういう意味では変人?
そうかもしれない。
でもこの、
私の深いところからの衝動を指して「変人」と呼ばれるのであれば、
私にとってその「変人」は、とてもステキな称号です、ありがとう(笑)
……というふうに、感じている私がいます、ブログも「見春屋」も。
以上、たわいもない話のご拝読、ありがとうございましたm(_ _)m☆
Illustration by PeteLinforth
Pixabay