カテゴリー別アーカイブ: 生きるか、死ぬか。

追伸:外側からだけ、大切に見る人は……

さて、前の記事からの思いつきで、

外側好きな人が、世の中の他者の、何をどうみているか、

ちょっと厳しく表現してみようかな。

 

自分より相手のほうが劣ってる、と感じるときに、

心の中であなたがやってるのはさ。

あ、女性バージョンでいくから、男性の方は男言葉に脳内変換してね。

 

まあ、彼氏いないの、かっこワル~。

へー、めちゃくちゃ太ってるね、デブデブだね、

そんな身体、何着ても似合わないね、見てるだけでもう、ダサッ。

うわっ、顔のバランス、悪いっ! 気持ちワル~!

何それ、お金ないんだ、貧乏くさ~。

またそんなミス? 仕事できないんだ、鈍くさいねぇ! 

学歴レベルが低い? ああ、つまりバカね。

 

そうでしょう?

私が思ってることは、正しいでしょう?

みんな、他人のこと、そういうふうに見てるでしょうが!

私は間違ってないもの。

みんなそう思ってるに違いないもの!

 

という感じ。

そんな視点でいつも他者に点数つけたり、

自分が世の中を見渡してあれこれ判断していることには、

そろそろ気づいていいと思うよ。

 

だから、そんなことになる(なってる)自分もまた、絶対に許せない。

絶対になっちゃ(なってちゃ)『いけない』のよ、劣ってるから。

 

狭いね、その視点、その視野。

めちゃくちゃ偏った刷り込みしてるね、自分に対して、わざわざ繰り返し。

人に対する価値観、そんな基準しか持ってないんだ。

まさに「心の貧しい人」に、自分から成り下がってるよね。

 

キツくてごめんよ、でも本当のこと。

人を馬鹿にして、見下して、

その価値観ゆえに自分のことも馬鹿にして、

それで果たして、日々の暮らしの中で

何を楽しめるというのだろう?

 

ま、もしかして、あなたがそれを楽しんでるというのなら、

別に何も問題じゃないと感じているなら、

そういうのもまた、ひとつの生き方だし、止めないんだけどさ。

 

私としては今回、あえて、イヤだけど(笑)、

そっくりそのまま、返してあげるよ。

 

あなたって、人間としてのレベルがめちゃくちゃ低いねえ。

貧乏くさ。かっこワル。ダッサー!

 

さ、自分がされたら、どんな気持ちになるかしら。

落ち込む? それとも、戦えるからワクワクする?(笑)

 

永遠に続く、卑下して、争い続けて、相手を撃破できるかどうかの世界で、

あなたはこれからも生きていくのね。

負けたら撃破されるのね。痛いね。

どうぞ、お大事に。

 

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Photo by:Army.mil
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あなたの生きていく世界、この先もこれを選ぶ?

ひたすら優劣だけの、

私は正しいのに! だけの、

みんなそうに違いない! だけの、

人を撃破することで自分を何とか保とうとする世界。

一生、心の戦闘最前線基地。

 

 

はがすべきは、自分の……

はがすべきは、何だろう。

出来るようにならねばという思い込み?

美しくなれる『はず』という決意?

痩せなくてはいけない、という決めつけ?

 

他にもあるよね。

出世しなきゃ、お金持ちにならなきゃ、

勉強が出来なきゃ、あの人に気に入られなきゃ、

仕事上手にならなきゃ、子育て立派にやらなくちゃ、

あれにならなきゃ、こうしなきゃ。

 

すべて、今は『自分に欠けている』というところからの気持ち。

そのときあなたの中にある前提は

『私にはない、足りない、不足している』だけ。

 

質問してみたいの。

それ、『ない』とどうなるの?

今は『ない』自分のこと、どう感じるの?

何を『ダメ』だと思うの?

 

一般論は語らないでね。

立派な、社会的に通用しそうな、みんなに納得してもらえそうな、

当たり障りのない意見なんて、今はまったく必要ないよ。

ただ、あなた個人に対して、素直に聞いている。

 

それがないと、どうなるの?

『今、欠けている自分』に対して、どう思っているの?

 

そしてじゃあ、それが『あったら』、あなたはどうなるの?

お金は使ったら減るよ。

美容は、努力しないと続けられないよ。

食べものは、食べたらなくなるし、

出世は、失敗したら転落するかも。

 

ない

ところ『だけ』から発生する気持ちは

いつもいつも、あなたを不安に陥れるはず。

だって『ない』の気持ちを持ったまま、たまたま何かをうまく『得た』ら、

次に来るのは『なくなったらどうしよう』だもの。

ねえ、得たあとに「そう思わなかったこと」って、あるのかな?

 

それにね、外側から得たもの、外側を飾るものは、

当然、外側の状況によって、変化する。

物理的にも、変わっていくの。

結婚したって、それを外側から『得た』という視点だけで見ていたら、

離婚という失い方があり得ること、わかるよね。

 

外側を何とかするのが、悪いわけではないよ。

あなたが何を見ながら、感じながら、

「外側を何とかしよう」と捉えているのか、

その部分を自分で知っていることが大切なんだよ。

外側しか見ず、その外側だけで何かの満足や幸せを得ようとしていること、

そうした『自分のものの見方』自体に、

どうか気づいてもらえたら、と、私は思うよ。

 

外側をどんなに飾っても、それは外側なんだから、はがれるときははがれる。

はい、そうなるとまた、自分を卑下するの?

自分はやっぱりダメなんだ、と失望して、

自分を貶めて、馬鹿にして、しばらくしたらまた

外側を何とかしてみようって、さらにさらに頑張ってみる? 

そうやって、延々イタチごっこする?

 

いつか、外側だけのことが解決策なんじゃない、と

あなたが気づいていくだろうことは、私も疑ってないし、

そこまでは、外側を満たす学び方、続けてみるのもまた、

あなたのやり方だから、悪いとは言わないよ。

 

でも結局いつか、何かしら、気づいていくことは、

今、苦しいのであればね、必要だと思えるの。

不足している、という視点、自分にはない、という視点、

そんな狭い場所でずっとぐるぐる、自分を苦しめることを、

本当はやめてもいいんだよ、ってことに。

 

だってあなたは、本当に『幸せであっていい人』だから。

めちゃくちゃ、ものすごく、幸せでいたっていいんだよ?

 

それを知るために、やがて、はがすべきは、

単純に、このダメな自分をなんとかする、

という視点ではなく(そこは『結果』にすぎないからさ)、

その元となっている、自分の何をダメだと思っているのか、という、

あなたの今の「捉え方」のほうだと思える。

 

もしかしたらさ、変えるとか、やめるとか、

そんな『生ぬるい』表現では足りないくらいになるだろうから、

今回は、はがす、と、言ってみる。

 

そしてあなたは、今すぐにでも、その思い込みを、はがしていい。

いつからだって「遅い」なんてことは、ないのだ。

あなたが勝手に、そう捉えるほうを、選んでいるだけ……。

で、動けなくなったらまた、

もはや遅いとか、どうせ、とか、言い始めるの。

まあ……ね、不足を見つめて生きていく、

それもまた、ひとつの人生なんだけどね、確かに。

私には、この世に、しかも今の時代に生まれたあなたが、

あなたらしい素晴らしいものを備えて「いないはずがない」と、

本気で思えるから、そこに縛られ続けることが、

とてもとても、もったいないと、感じるのです……。

 

『自分の悪い点』ばかりを見つけて、見つめて、

その視点からは離れないで、自分を見張ろうとするのはなぜ?

そうしながら、外側の何かで、自分を埋めて飾ろうとするのは、なぜ?

 

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