カテゴリー別アーカイブ: 自分という存在

届きますように

あなたの今の状況は

あなたが 選んでいる面があるのだということ

機嫌の悪い誰かからの言葉を 信じ続けることにしたんだよね

それは 自分が選択してやっているのだということ

 

状況の見方 状態の見方は

自分が 受け止め方も 取り入れ具合も 変えていいし

あなたが 自分から そこに取り組むからこそ 変えられるのだということ

 

すみません 風邪気味で寝落ち寸前のため

こういった部分の話でご紹介したい記事の

リンクだけ張ります

 

自分の視点の変え方に

気づける瞬間が

あなたにも 訪れますように

 

◎ ひらく”を伝える。心屋カウンセラー うさこ(福原由佳)さん
『■ずっと一人だった』
http://amba.to/1GsoLNA

 

 

自分が自分を「優しい方向へ動かしてみる」ということ

優しさ、という気持ち。そして、他者への親切心の連鎖。

長くなりますが、久しぶりに2ちゃんねるのまとめサイトを読んで

そういうことって、本当に自分からやってみていいんだよね、と

素直に思えた話があったので、転載しておきます。

あと、ついでに、Facebook内で紹介されていた動画リンクも。

これはわりと有名なのかな。何度見てもよい動画です。

併せて2つ。

 

あなたも勇気を出して、知っている人への、見知らぬ人への、

「ただ、そうしたいから」ゆえの『優しさ示し』、やってみていいんだよ。

そりゃあ、相手に伝わらないときもあるかもしれないけれど、

伝わったときに、いろいろ、わかるんだと思える。

 

自分は決して一人ぼっちじゃないっていうことの、新しい意味が。

そして、自分から出すものの「広がり方」と

「自分に還ってくるもの」の温かさも、感じられるはずだから。

 

※なお、上記の意図でまとめサイトより転載し、

今回の出典も明記しておきますが、

元の投稿をされた方がもしここをご覧になり、

不愉快に感じられましたら、お手数ですがコメント欄か、

『見春屋』のホームページ(最後尾にリンクあり)を通じて

ご一報ください。出典修正・削除等、対応させていただきます。

 

そのために、読みにくくはなりますが、

当時の投稿IDも記載させていただきます。

最後のほうの複数の書き込みは、投稿があった際に

2ちゃんねる内で語り合われていたらしい、感想です。

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やさしい人のお話

862: 1/3 2009/07/25(土) 01:09:47 ID:IQ8H5GBK

中学生の頃、兄が荒れていて、家にいると辛いことが多かった。 
母が気晴らしに旅行に連れて行ってくれたけど、
平和な外にいると家に帰るのが辛くて、
少しでも長く現実から逃避したく、
新幹線で帰る母と別行動で鈍行で帰ると言い張った。

京都~東京間を鈍行で帰ろうとしたんだけど、
東京在住の中学生には地方の交通事情が分からず、
気がつけば終電で、長野の山の中の小さい駅に
一人取り残されていた(無人駅だった)

「行けるところまで行って、
終電から始発までの数時間はコンビニかファミレスにいよう」
なんて軽く考えていたので、9時には電車がなくなるとか、
駅前にコンビニどころか交番もないとか、
予想しておらず途方にくれた。
駅前には民家にしか見えない食堂みたいなところがあって、
飲み会かなにかしているらしい他にはお店も何もなかった。

駅にしばらくいたけど、怖いしお腹はすくしで、
びびりつつ食堂に入った。
食堂では地元の少年野球チームの保護者の大人たちが
飲み会をしていて、正直かなり恥ずかしく、
半泣きになりながらうどんを頼んだ。

おばさんが不審がって事情を聞いてきたので、
一人旅の最中で、電車の時間をきちんと調べていずに
終電になってしまったと話した。
そしたら、少年野球チームの人たちが心配してくれて、
皆を送るためにお酒を飲まないでいた、
という男の人が電車のある駅まで送ってくれるという話になった。

もちろんびっくりして断ったんだけど、
誰かの家に泊まるか(皆私くらいの子がいるらしかった)、
送っていってもらうかどっちかにしなさいと言われて、
同い年の子に奇異の目で見られるのもつらかったので
送ってもらうことにした。
今考えると、相手がいい人たちでよかったと思うしかない。

863: 2/3 2009/07/25(土) 01:11:28 ID:IQ8H5GBK

送ってもらう途中の車内で、運転席のおじさんが、
自分にも中学生の娘がいるって話をした。
現実逃避であって家出ではなかったし、
一人旅とは言ったんだけど、
まあ普通は家出と思うだろうし、
親とうまくいかなくて家出してきたのかと思われたらしかった。

「うちにも中学生の娘がいて、
最近は難しい年だからうまくいかないこともあるけど、
うちの娘がどこかで困っていたらと思うと親だから心配だし、
自分が駆けつけられないなら
近くにいる人に助けてもらってほしいと思う。

おたくの親御さんも同じように思っているだろうから、
これは人の親としての義務であって、
だから感謝はしなくていいから無事に帰りなさい」 
みたいなことをちょっとずつ一生懸命話してくれて、
食堂のおばさんが作ってくれたおにぎりをもらって駅で別れた。
私が駅に入っていくまで車は駅前に停まってた。

送ってもらった駅からの終電と
地元の駅からの終電が重なる駅まで父に迎えに来てもらって、
うちは車がないので、
そのままそこの駅前のビジネスホテルで久しぶりに父と寝た。

そのあとお礼の手紙は送ったけど、
行く勇気がなくて行けずにいる。
でも、このことがあって、
家の中は相変わらずだったけど、
自分も誰かに親切にできる人になりたいと思った。
席を譲るとか荷物を持つとか具合が悪そうな人に声をかけるとか。

 

864: 3/3 2009/07/25(土) 01:15:47 ID:IQ8H5GBK

で、この間、新幹線に乗った。
私は東京からだから数本見送れば混む時期にも座れる。
座っていたら途中で混み始めて、
赤ちゃんを連れた女の人が困っていたので席を替わった。
そのあとその人の旦那さんが指定席に
席が取れたと言いにきて、二人は移り、私は席に戻った。

しばらくしてわりと空いてきた頃、
親子の二人連れが乗ってきたけど、
二人並んで座れる席がないみたいでばらばらに座ろうとしてた。
私は二人がけに一人だったので、
声をかけて他の席に移って、そこで寝てしまった。
しばらくしたら目が覚めたんだけど、
隣にいたおじさんが心配そうに、
「降りる駅はどこですか? 今○○を出たところです」と訊いてきた。

降りる駅は終点近くだったし、着く時間に合わせ
てアラームをセットしてあったから寝こけていたんだけど、
おじさんはそれを知らないので心配してくれてたらしい。

「さっき赤ん坊を連れた女性が来たとき、
自分は勇気がなくて声をかけられなかった。
あなたはとても疲れているみたいなのに
(前日徹夜だったから、疲れた寝顔だった模様…)
はじめは席を譲って立っていたし、
今度も親子に席を譲って狭い席に来た。

親子はとても喜んでいて、
特に子供は窓の外が見れて嬉しそうだった。
いい人がいると思って、自分も何かしたくなった。
自分は終点まで行くので、着いたら起こします」と言ってくれた。

 

なんというか、親切な気持ちって
いろんな人の間で回ってるんだなと思って、
私もその輪の一人だと思って、
駅で降りて泣いてしまった。
褒められて嬉しいとかじゃなくて、なんかありがたかった。

そのうちあの食堂に行きたいと思う。
長文乱文申し訳ありませんでした。

 

865: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/25(土) 02:10:53 ID:P9dnsIWF
すごく良い話だった。
私最近、ついてないとか良いことないとか思ってたけど、
自分の行いが悪いのかなと思えてきた。

 

866: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/25(土) 02:15:42 ID:TWrYVDMT
邪な心情は連鎖する。
この世はとかくそればっかりが目につくけれど、
良心もまた連鎖し伝播し得る。
あなたはその一翼を担う存在だ。
是非、その心を保って欲しい。その食堂に顔を出して、
「ありがとう」って言って欲しい。
そこにまた、人の良心の輪が生じるはずだから。

 

867: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/25(土) 05:07:13 ID:cbausBe8
勇気を出したおじさんも立派だなあ 
勇気も伝播するものなのかもしれない

 

869: おさかなくわえた名無しさん 2009/07/25(土) 12:38:19 ID:GirF1QXz
なんて素敵なペイ・フォワードだ。

 

◎出典:『すかっとしていきませんか sk2ch』
http://sk2ch.com/archives/13935

 

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2つめの動画。最初は工事現場監督風のお兄ちゃんから少年へ。

つながり始める心。

 

 

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苦しい方へ、必要な部分が、伝わりますように。

 

2015_10_20

Photo by Hans
Pixabay

 

イヤな気持ちになったときに

イヤ

イヤ

イヤ

を繰り返して、それで

ダメ

ダメ

ダメ

につなげて、自分や他人を

そういうものだと決めつける。

 

一部分を拡大して、それが自分の全部だと信じる。

そりゃあ、人生、苦しいね。

 

誰かから、言われたから?

ふーん。

「お前はダメだ」と

言い放てる人ってね。

 

それを言い放っている段階で

「言ってる本人がまず、すでにダメ」

 

ということでもあるのよね。

たとえそれが、親であろうと、

家族であろうと。

 

「だからお前はダメなんだよ」

と表現する人がいるとき、その人は、

その『だから』に、

自分の過去の記憶を

いっぱいくっつけている。

 

しかもその記憶って、

過去のその瞬間に、その人が

『そう解釈したこと』でしかない。

他の人が受け止めたら

『そうは解釈しなかった』ことかもしれない。

 

お前はダメ、と言い放てる人のほうが、

自分のダメさを知らないだけかもしれない。

 

罪なき者が石持て打て。

 

この言葉の意味を少しでも知っている(肌で理解している)なら、

他者にそんな言葉を、簡単には投げつけられないよ、恥ずかしくてね。

 

そして、その人と自分は違う人間だから、

その人がダメだと感じたことが

たった1つの『正解』である訳でもない。

 

ただ、言われたあなたが、それを

『唯一の正解』だと

信じることにした

だけ。

 

信じたかったのは、

嫌われたくなかったから? かな。

なぜそんな人にさえ、

嫌われたくなかったかというとね。

 

自分が自分に『OK』を出すということが

いったい、どういうことなのか、

あなたがまだ、知らないから。

 

たとえば、一人ぼっちと自立は、

まったく別ものなのに、

混同していたりする。

 

ねえ、そこまで、他者の言う言葉だけを

『正解』として

自分が認めるようになったのは、

なぜだろう?

 

イヤな気持ちを必ず自己否定につなげていく、

そんな感覚のルートを自分で、

しかもすぐそうつながるように、

短く作り上げてしまったのは、

なぜだろう?

 

そこを疑問に感じない間は、

いつまででも、

短絡的なルートを表面上でぐるぐる、

移動し続ける人生。

そんなことだけに、自分を費やす人生だよ。

 

疑問を感じていいことすら、自分に

許可を出せないのはなぜか。

 

そのほうが、他者へダメを言い放つ相手と『つきあう』よりも、

よほど自分にとって、重要なテーマなんだ。

 

今までとは違う感覚の道を、

探ろうとしないから、苦しいのだと思う。

 

相手の言動って、いろいろな角度から、

自分の勘違いに気づいていくきっかけにもできるのに、わざわざ

『そう言われたから自分はダメ人間』

のほうへと、その出来事を使うのは、紛れもなく、

自身が選択してやっているんだよ。

 

そこでとどまるのでなく、他を見ていこうよ。

なぜなのだろう? のほうも、知っていこうよ。

それを知ったら、それこそいったい、何がダメになるのだろう?

 

人からの言い放ちを信じ、

それを自分自身に唱え続け、

 

だから私は

どうせ幸せになんかなれない

 

と決めつける人は、

ええ、そうやって決めつけていく間中はずっと、

幸せにはなれないでしょう、おそらくね。

 

要は、幸せを他から与えてもらおうとするだけだもの、それ。

それは謙虚でなく、強欲でもあるの、ある意味、ね。

そうやって他者を自分自身のために使おうとしているからこそ!

他者のひどい言動をもまた、等しく自分に与えて、使うのよ。

 

「いつになったら、

自分で自分に仕掛けた、

その罠に気づけるかな?」と

私は今日も、だから、見守る次第なのです。

 

あなたにそれが繰り返し起こるのは、

まさしく、あなたに気づいてほしいからこそ、

起こっているのよ。

 

気づいてほしいと想っているのは、誰かって?

自分の奥のほうにいる、自分自身、だよ。

 

2015_10_16

Photo by Fanghong
マトリョーシカ_ウィキペディア