イヤな感情そのものを 否定しすぎない

人間 イヤなことは 起こります

そのとき 当然 イヤな気分になります

そんなの 普通です

あなたが 劣っているせいではない

イヤな出来事 イヤな感情は 誰だって イヤです

ただね そのとき その感情を自分が否定しすぎると 

逆にもっと とらわれたりもします

暗い気持ちのときに 何がいけなかったか 

反省しようとしても なかなかうまくいかず

先日書いたような 後悔へとつながりやすいだけだし

あるいは単純に

イヤな感情にとらわれてるな

抜け出せないな

抜け出せないよ

ああ こんな自分がさらにイヤ

これをやると

イヤな感情の上塗りになるだけです

そのことで 切り替えられない自分を否定し

誰かが関わっている場合は

その相手のこともまた 思い出します

そして過去のイヤな出来事も 連鎖して思い浮かべる

それって 嫌うあまりに 否定しすぎなのです

そう わざわざ イヤな気持ちを

増幅させるほうを 

自分で 選んでいる

ということになってしまいます

鬱の頭の人などは とくに

ネガティブ感情を忘れようとするあまり

自分を そんなイヤな感情の渦の中へ 導いてしまったりもします

そういう回路を 作りやすい 脳みそだからね

だからこそ あえて わざと

目の前のことに 集中する

なるべく その今 やってることの よい点を探し

そこだけを 意識的に見つめるのです

ボーッとしてるなら

ボーッとできる自分を 喜び

ほめてあげていいのです

そんな時間自体 持てることは

実は 幸せだから

ありがたいことだから

そういう環境下でないと

ボーッとする時間さえ 取れないこともあるから

ありがたいな 心地いいな と捉え続ける

逆にやることが いっぱいな人は

やれることがある という状態自体を

感謝することもできます

身体がちゃんと動いて それを任されている からです

そういうものを 得られることも

幸せなのです

要は あなたの 受け止め方 ひとつ

ゆったりすればするほど

私は優雅に過ごせている

動き回れば回るほど

私は元気に 恵まれていて ありがたい

そういうふうに捉え

目の前のことの よい面に意識を集中し

楽しむことに 気持ちを集中し

自分を 自分で 楽しませてあげる時間を持ってみてください

ふだんと同じことをするのでも

これは楽しい ここは好きかも

と思える部分を見つけ

それをあえて意識できるかどうかで

1日の疲れが 全然変わってくる

ああ 今日も あの部分を楽しめた と思えれば

自分で満足感さえ 湧くのです

イヤな感情があるときは まさに

そういう練習をする「チャンス」なのです

その機会を どうぞ逃さず 練習して

自分を 楽しませてあげてください

もちろん 自分にとって心地良さそうなことを探し

そちらに意識を集中するのも

自分を大切にするうえでは

とてもよいことだと 私には思えます

あなたの日常のなかにある

その当たり前は 

決して 決して 当たり前ではなく

ありがたいこと 恵まれていることだったのだと

少しでもたくさん 気づけますように

そして イヤな感情を思い浮かべる時間そのものを

短くできますように

自分が何を見つめるかは 自分で選択してあげていいのです

そういう許可そのものも 自分に出してあげられますように

自分を大切にできる そうした切り替え練習が

上手になっていけるよう 祈ります

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