追伸:これ以上、自分は存在していたくない、という方々へ。

自分を今、まさに責めておられる方へ。

 

先の記事は、自分が存在する、ということ、

その点においてもう、反発を感じられるかと思います。

過去の私もそうでした。

 

でもそれは、「存在したくなくなる」、

そんなになるまで自分の気持ちをないがしろにしてきた、

その、ひとつの結果の表れでもあります。

 

そんなにも、自分にずっと無理をさせているのです。

そんなにも、自分を無視してきたのです。

 

あなたも他人も、神様ではないので、先のことを

「『うまくいかない』と確定させる」ことは、どうしたってできません。

何も決まっていない、わからないことなのに、

そう『決めつけてしまいたくなる』ほど、

これまでのあなたが、実は、自分の感じることを軽く扱ってきたのです。

 

問題は、あなたの存在そのもの、ではありません。

あなたが疲れきっている、

そこまで自分を追い込んでいる、その自分自身の状態のほうです。

 

過去、そこそこ事態がうまくいっていると自分が感じられていたとき、

あなたは自分の存在を疑ったりは、とくにしなかったはずです。

 

疲れきっている、という状況。

そのことを、もっともっと、自覚してみてください。

そして何よりも、疲れきっている自分をゆるして、慰めてあげてください。

 

本当の問題は、立場や状況のほうばかりを大切に考え、

そのとき自分の感じたことを無視し、

疲れても自分をいたわらず、守らないで、ただひたすら、

何とかしようという部分だけを、やってきたことのほうにあるのです。

過去の経験と学びを経た今の私は、

少なくとも、過去の自分を振り返って、そう思っています。

 

自分を一番おろそかにしていたのは、自分自身だったと。

 

どうか、そこまで今、疲れていることのほうを、

今は自分自身で重視してあげて、

まずはいったん、それを和らげることだけに、

注目していただけたらと願います。

 

2015_01_11_2

Photo by takazart
Pixabay

 

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