私はこの先も、読んだ方が楽になりうる文章を綴りたい。
どう受け止めてくださるかは、読まれた方次第であるがゆえ、
私はこの気持ちを、祈りとして籠めることしかできないけれど。
ほんの少しでも、楽になっていただくための気づきが
そこで生まれたら……。
そのとき、私は、
その方のお心、感情、感性、お気持ちに、
心からの感謝を捧げたい。
小説の中で「心願」という言葉を目にして、
ふいに浮かんだ、この想い。
私の内側から出てきたとはいえ、
いったい誰の言葉だろう、と思ってしまったほどの、
唐突さがありました。
でも本気で、
静かに落ち着いて、
厳かな気持ちで捉えた言葉です。
もちろん自分が、ひとりの生身の人間であることも、忘れずに。
はい、お姉さんにまだ、吹き出してしまうような私なのです。
それはそれとして、当然、受け容れていきます。
文章というものは、著した途端、ひとり歩きを始めるからこそ、
必要な人のもとへ、必要な何かが届くように祈りつつ、
私はこれからも、言葉を綴りたいと願います。
そういう気持ちで、文章というものを綴ります。
これが、私の心願です。
読んでいただき、ありがとうございます。
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