今日はまた、すみません、私用にいそしむことにするので、
簡単に2つ、役立ちそうなものを紹介しておきます。
本当は、最近読んで面白かった本だけを紹介しようと思っていたのだけれど、
さっき飛び込んできた、この言葉。
どれを選んだら
自分がいちばん傷つかないか
相変わらず、痛いところを突いてくださいますね、心屋さん。
刺さる方には刺さると思えたので、
リンクをご紹介しておきます。
◎心屋仁之助さん
■心屋を知ったせいで苦しい
http://amba.to/1MeVt5z
でね。
傷つかないかどうか、という選択基準も、
確かに有効なときはあるけれど、
それを基本形にすると、起こる出来事を
そういう視点からのみ、自分が見つめ始めるの。
たとえば、私が自分の母親に対して感じてきた気持ち。
その中で「支配的にされているかどうか」
を気にして、そこで自分が傷つかないか?
という基準からばかり対応していたら、
すごく偏よった思考になる。
母親=面倒、怖い、みたいな図式。
愉快な面もあって一緒に楽しめるし、
思い遣りもある人のことを、
面倒
の視点からだけ、見つめたら?
相手もそれこそ面倒に感じるだろうし、何より私が辛い。
だったら、その偏りを外していく練習を、
私がしたほうが、楽になれる。
思い込み、刷り込みができたところにまで戻ってみたり、
この人にはこの人の学び方があるんだな、と思って
それを受容してみたり、いろいろ。
そして、どうせ基準にするなら、
私がうれしくなれるかどうか、のほうを基準にしたい。
その「結果」、行動も変わる。
思いついて急に予定を立ててみたり、放置していい、と決めてみたり。
その部分の基準の作り方、というか、
心構え、捉え方、を、
思い切って『おしゃべり』風に仕立ててくれた本があります。
ネガティブであることさえも、否定するから余計にハマるのだよ。
ネガティブとは危機回避であって、悪いことばかりではない。
ただ、そればっかりになって、
自分がうれしくなれるかどうか、とか、
楽しめるかどうか、の視点が欠けると、
やっぱり、自分が苦しくなる可能性はたくさんあるよね。
危機回避自体はいいけれど、少なくとも
自分が怯える、という捉え方の面は、外していっていいんだよ。
『自分を大切にするためにネガティブを選ぶ』と言えば、意味、少しはわかるかな?
そういう基準は、私は、あっていいのだと思えます。
そんなこんなな「捉え方」のことを、わかりやすく感じさせてくれるステキな本です。
ボリュームはあるけれど、あと、スピが混ざっているように思えるだろうけれど、
これ、量子力学でも、もうどんどん解明されつつある事実だと知れば、
信憑性、ちょっとは高く感じられるんじゃない?
観察者が世界を作るという話。
読みやすいと思えるよ。
できないことを責めるより、できたことを自分が数えられる練習を、
この本から「でき始める」ことを、祈ります。
『神さまとのおしゃべり』
さとうみつろう 著 ワニブックス 刊
¥1,500