わかってくれない、は「チャンス」です

今日は、さらに端的に、昨日の話の続き、その一部の詳細。

 

私の「○○な気持ち」を、

あの人は(または周りは)、わかってくれない!

 

と感じるときは、とても大きなチャンスです。

 

他者への思いでなく、自分の内側に、目を向けてください。

そして自分に、問いかけてみてください。

「他者にこれをわかってもらうことで、私は何を得ようと狙っているのか?」

 

この質問から、どうか逃げないで、

ちゃんと見つめて、自分で感じてみてください。

 

あなたが、自分自身のことを、わかっていけるチャンス、

自分の感覚を、ものの見方を

「理解してあげられる」機会なのです。

 

そしてそのとき。

即刻「良い悪い」を決めつけないでください。

良かろうと悪かろうと、

そう思う自分がいるんだな

ということのほうを、

批判も弁護もせず、味わってあげてください。

 

しかもそのとき、

身体がゆるむか、逆に硬くなる、冷えるように感じるか、

まで、見つめてください。

あなたの身体は、あなたの心に、

正直な反応をしてくれます。

そうしたら、その「思い」が快か不快か、

今後も続けていくかどうかまで、自然にわかるようになっていきます。

 

自分を感じる練習は、他者の存在をきっかけにするほうが、

やりやすいのです。

それこそ、街やネットで、

見知らぬ人同士のやり取りを見る、聞くことも含めてね。

 

わかってくれない、という思いを感じたときは、

「自分が何を狙って、求めているか」に

気づいていってください。

 

さらに欲を言えば、

「自分がそれを狙っているのは、なぜなのか」

まで、見つめていってほしい。

そんなふうに、今まで自分が見たことのないほうを

見つめるのは、パンドラの箱を開けるようで

怖いと感じるでしょうけれど、勇気を出して

何を求めているか、それはなぜなのか、

自分の身体の反応はどうか、を、

どんどん繰り返し、掘り下げていければ。

 

それこそ、最後に残るのは「希望」です。

冗談抜きで「希望」なのです。

やってみたことがある人なら、この意味、わかると思う。

 

そのためには自分の内側を、批判せずに知る練習が必要です。

最初は、掘り下げるポイントもよくわからなかったりするので、

そのときはプロの人の力を借りてください。

自分を『自分で』掘り下げる、その覚悟を持てば、

安直に答えを与えようとするプロ(と名乗る人)かどうかも、

事前に見抜けます。

答えを、自分が見つけるための「サポート」をしてくれそうな人。

答えを教えてくれそうな人、ではなくてね。

そういう意図でネットなどを使って、自分が抵抗感を持たないで済む、

解きほぐしのプロの人を探して、力を借りてください。

その人のブログをいろいろ読むことから始めてもいいと思えます。

 

自分が、自分のことに、

少しずつ気づいていけますように。

 

2016_03_21_1

Photo by フォットン

 

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