選択を「意識的に」する練習

あのような宣言(2つ前と3つ前の『私は春の初めを纏う大樹』ね)を

したから、私の人生がいきなり大きく変わるか? というと、

そんなことはない(笑) というか、そんなことを狙ってやったわけではない。

 

「これをやるから、この現実くれよ!」

っていうのは単なる取引、つまり

自分『だけが得をしたい』という欲望(いろんな意味でね)でしかないことも、

この方の、この記事でガツンと、すでに教えてもらっていたし。

◎高橋ナナさん
富豪テンプレートの使い方☆【加筆あり】

 

ただ、もう、今からこの先、私が「そうありたいから」そうであるのだ。

なるのだ、でもなく、そうだと決めるだけ。

笑われても脳みそ疑われてもいいのです。

そう感じられる方の心情は、その方ご自身の感性であって、

私にとってそれは「私の問題」じゃないから。

 

で、もちろん、そう「あり続ける」ための情報はたくさん欲しいな、と思うわけで。

私も小さい人間の一人(笑)なので、日々、忘れないようにするためにね。

 

で、ここ数日は、とくに「自分」と「他人」の境界線について、

なんとなく興味を持っていました。

私は、来てくださる方に言の葉を広げる役目ゆえ、

どういうスタンスがいいのかな、なんて。

そう思い始めたら、とくに検索したわけでもないのに

それにまつわる情報が連鎖し、自分の中で、

いろいろつながって興味深かったのでご紹介してみます。

 

きっかけはここの記事。この方は

いろいろな説明の仕方を1週間以上試されていましたが

いちばんわかりやすそうなものを。

◎さとうみつろう さん
あなたが自分に攻められる日

 

でもね、こういう例を出しても(しかも、みつろうさん、スピ界の人だから)

そんなことはあり得ない、

私はそもそもこんな目に遭うような無能ではない。

自分に還ってくるだって? ケッムムムためいき

という井の中の蛙さん(「自分を顧みたくない人」とも言う、おっと軽口ゴメン)や、

バリバリ左脳信奉者(五感と偉い人の言葉しか信じない)の方には

通じないと知っているので……。

 

さあ、アメリカの、脳科学者さんにご登場いただきましょう。

ジル・ボルト・テイラーさん。なかなかの経歴ですよ。

Amazonより引用します(著書はのちほど)。

 

1959年、アメリカ・ケンタッキー州生まれ。

神経解剖学者。インディアナ州立大学で博士号取得後、

ハーバード医学校で脳と神経の研究に携わりマイセル賞を受賞。

また、精神疾患に関する知識を広めるべく

全米精神疾患同盟(NAMI)の理事を務めるなど活躍する中、

37歳で脳卒中に倒れる。その後8年を経て「復活」、

2008年にはタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれている。

インディアナ州のブルーミントン在住 。

 

さて、この方もある意味「バリバリ左脳優位派」の学者さんでしたが、

上記にもあるように脳卒中で倒れられました。

左脳の、おもには言語を担当している部位に、出血が起こったのです。

そのときに、右脳だけで観た世界を、あの「TED」で語られています。

自分と他者を「切り分けて」いるのは、左脳の役目で

それが消えると、この世界はあなたの目の前に『現実として』

どう拡がるかを、わかりやすく説明してくれています。

撮影が2008年なので、観た方も多いとは思うけれど、もう一度どうぞ。

 

オススメなのは「TED」本体の動画なので、字幕付きのリンク張ります。

 

どうしても動画が観られない環境なら(彼女の表情からニュアンスも伝わるので

動画のほうが絶対オススメなのだけれど)、こちらの翻訳を。

ジル・ボルト・テイラー スクリプト翻訳(日本語)

 

さて。目の前の「今のあなたの現実」が、

左脳の仕組みだけで保たれていたこと、通じるでしょうか?

世界はひとつ

というのは、別に宗教や道徳や遊園地の乗り物の話ではなく、

私たちも「右脳でずっと感知し続けていること」なのです。

 

ちなみに量子物理学の世界でも、すでに、

「私たち自身さえ『観測者の意図によって』状況・結果が変わる、あやふやな存在」

であると判明しています。

私たちの感覚器官が実は大ざっぱすぎて、

量子の世界を捉えきれないだけなのです。

超ざっくりした例を挙げれは、

私たちは静電気を「肌」でしか感知できないし、

赤外線や紫外線も「赤や紫の色のすぐ隣にあるのに」観ることができない。

 

だから、スピの人や宗教家や心理学関係の人が

「あなたの選択次第で変わるんだよ、『今のその状況』を選ぶ、

それを決めているのはあなたなんだよ」

というのは、右脳も使っている私たちには

本当なら「ものすごく当たり前のこと」だし、

「他人と自分がエネルギーではつながっている」ことも

当たり前(たとえば、私たちは電気的なものや熱を発していて、

それを自分が、他人から受け取れることくらいは知ってるよね?)、

なのですよ。

 

そりゃ自分の勝手で他者を攻撃しようものなら、

廻りめぐって、いつかどこかから、自分に還ってくる確率、上がるって。

利用しようとしたら、利用されるって、現実的に。

 

自分が選んでいるのだから、自覚して練習すれば、

変えられるんだよ、現実の世界も。

心地よさの練習、ぜひ、本気で積んでいってね。

 

以上、私自身がより、しっかりと、自分の役目を自覚するために届いた

私に必要な情報でしたが(こういうことは今後たくさん、起こるのだと思える)、

あまりにも素晴らしいので、シェアします。

 

ジル・ボルト・テイラーさんのこの体験は、本にもなっていたので

文庫のほうを、Amazonリンクでご紹介しておきますね。

『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)』
http://www.amazon.co.jp/dp/4102180214

 

あと、そんなこと言ったって! という落ち込み中の人に向け、

この記事も張っておきます。

◎ぴこさん
私が選ぶといつも間違える、私が選ぶと必ずあとで後悔をする!

 

これってつまりはすべて、

あなた「だけが」でなく「いちばん最初」があなた、ということです。

すべて、あなたから始まるし、あなたが始められる。

あなたが「より」心地よいほうを選択することで、

そのエネルギーは必ず、誰かに伝播するよ。

心配よりも、安心感を、振りまこう。

自分だけ! 自分こそが! あいつが! あれが! という不安やおそれよりも、

「じゃあどうすればいいかな」を、振りまこう。

 

今日はたくさんのリンクを張って、失礼いたしました。

そして「右脳の世界」を伝える役目を果たすために、

『狭苦しい身体』に戻ってくださり、つらいリハビリにも耐え、こうして

壇上に上ってくださったジルさんに、心からの敬意と感謝を捧げます。

 

必要な方に、必要な部分が、届きますように。

 

2016_04_17

Photo by amayaeguizabal
Pixabay

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

code