問題点に気づいた、その次に

今日の1本目のブログはちょっと重かったので、2本目は軽めに。

どうやったら気づけるか、は今までにもあちこちに書いているので

先の記事のタテ目線、の場合に起こりうる、

「問題に気づいたあと」の話を。

 

それを問題だと思っていたのは 私

それを問題だと思っていたのは 私

それを問題だと思っていたのは 私

それを問題だと思って

それを問題だと思って

それを問題だと……きーっ! やかましい!

それが問題だったら何かいけないのかよ!

 

はい、その通り。

別に何も『悪』ではございません。

「それが問題だと思っていた私のこと」を、

次にあらたな問題にしていること、が、

今、自分を苦しめているだけです。

 

問題だと思ってきたことに気づいた瞬間、また

問題を抱えている私=悪者

と、自分で書き換えているのです。ただそれだけのこと。

 

「問題があることに気づいた私」を責めている私、

それ自体、別に「悪」じゃないの。

っていうか、そもそも問題があっても、

「悪い」わけじゃないの。

 

これ、私には苦しく感じられるから、問題と呼べるな、

さて、どうしよう。

っていう状況なだけ。

 

タテ目線だとこれを、すぐ、よいか悪いか、に変えようとする。

問題→悪

問題を抱えた私も→悪

ついでに言えば抱えさせた相手だって→悪

そんな相手に関わった自分もまた→悪

こんなに問題を抱える私→悪

つまり私は人より劣っているのだ→悪

 

こうやってどんどん悪を増やし、次々に自分の問題にする。

すぐに「正」か「誤」か、

劣ってるかどうかにも、置き換えようとする。

そして苦しみを増やしていく。

 

それって、開けたらミニサイズが入っているヤツ、

マトリョーシカ人形の「逆」を行ってるみたいなものだよ。

問題を見つけた私に対し、さらに『正悪』の視点をかぶせて

「新たな問題」を自分で作り出してる。

『ひとりで勝手に逆マトリョーシカ』状態だ。

 

せっせ せっせと問題増やす、そんなことに励むのはやめてさ。

正か悪かに書き換える、その自分のクセ、

状況に対する余分な判断を、速攻でくっつけるクセをまずやめて、

冷静に「他人事のように」見つめてみない?

 

2016_04_29_2

Photo by Hans
Pixabay

 

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