心配ごとを抱えているとき。
その心配、というプレッシャーを、
自分に「押し付けている」のは、
間違いなく自分自身なんだよね。
だって心配するってことは、
そのとき、抱えている問題は解決していないし、
そもそもすぐに解決できそうなら
心配、しないから。
そしてそれが高まると「不安」になったり、
逆に不安から、心配を続けたり。
この状態が長く続くと、
ストレスから、無理やり力技、みたいな
バランスの取れていない行動をするようになり、
気持ちは身体に響くから、
身体のコントロールもできなくなったりする。
な、の、に。
その心配ごとの解決策って、多くの場合、本当は
『自分がリラックスしているとき』に生まれる。
ふと、気づいたりするのだ。
つまり、不安を高める心配を、
強くすればするほど、
あなたにとっていい意味での
解決策のヒラメキからも、
遠のき続けるってこと。
ならば、不安よりも、自分を心地よくさせる時間を、
より多く使ったほうが、いいんじゃない?
素直に、そう思えるのだけれど。
悩んでもすぐに解決しないときは、なおさら、
いったん丸ごと脇に置く、という練習をして、
「目の前のやれそうなこと」に集中するか、
自分をリラックスさせる時間を増やすか。
そういうふうに、
自分にプレッシャーを押し付けること自体を
減らしていく練習も、
気づきやヒラメキのためにはとても大切なんだな、
と、今の私は実感している次第です。
『時間薬』の使い方も、上達させてみようね。
それを自分に使えるのは、
あなた自身しかいないのだから。
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