身体の辛さは、ときに信号

なんだか体調がすぐれない。

原因はわからない。

そういうときは、身体から「無理してますよ」

という信号が出ていることがある。

物理的に、過労していなくても。

心が、無理してますよ、と。

私は、鬱になったときに、微熱が続いた。

どん底の時期を過ぎたあとも、いきなり低血圧体質になった。

それまでは血圧が、どちらかといえば高血圧寄りだったから、

いきなり下がって、慣れるまで大変だった。

今も続いているけど、慣れたし、開き直ったので(笑)

ある意味、あきらめがついている。

ワーカホリックになっていったときには

壊死性(えしせい)リンパ節炎という

非常にまれな病気で、やはり2ヵ月近く、

微熱が続き、首のリンパが一部、丸く膨らんで、今もそのまま。

まあ、私の場合は仕事に関係していることが多いので、

どうしても過労が関係しやすいのだけれど。

私の会社の先輩は、とある部署でとんでもない上司の下についたとき、

あるときから、しょっちゅう、寝違いを起こすようになった。

しかも必ず左側の首。

しばらくして、彼女は気づいた。上司の席は、彼女の席の左手にあった。

同じように、会社に来ると、身体の半分だけ、じんましんが出る人もいた。

これも、イジメられていた相手がいる席の側。

拒否の気持ちが、そのように現れたりするのだ。

なので、何か原因がわからない症状が出たときは、

肉体的に無理をしていないかどうかとともに、

心が無理をしていないかどうか、考えてみたほうがいい。

怒りをためると、本当にそれが爆発したときに、

頭の血管が比喩でなく切れるという。

自分に嘘をつき続けると、胸の病気や心臓の病気につながるという話もある。

心配ごとがあると、夜、眠れなくなるし、

ストレスで胃をやられるのもまさにこれだ。

身体が、なんとか、あなたの感情を受け止めようとするあまりに、

働きを狂わせるのだ。

鬱という病もまた、そうやって脳の働きが狂ってしまう病気なのである。

あなたが感じている気持ちを、軽視しないほうがいい。

自分に嘘をつき、頭でっかちに「思考」で命令して、

その場しのぎの納得でなんとかムリを続けようとすればするほど、

鬱病や、その他の身体の不調が進む可能性があることを、

知っておいてもらえたら、と思う。

あなたが無視するから、身体を使ってまで、

あなたの一部が「SOS信号」を発しているのかもしれないのだ。

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