生きているからこそ、笑ったり、泣いたり、悩んだりできて
解決できたり、できなかったり、できたらうれしくなったり、できなくてつらくなったり、
いい1日だったな、とか、平穏だったな、とか、今日のご飯はおいしかったな、と思える。
病で寝たきりで意識不明の人でも、「音」や「声」を聞いて、何かを感じている可能性はあるという。
生きているからこそ、自分がいろいろ、感じることができる。
感じるからこそ、なんとかしよう、とも思える。
落ち込んでもへこんでも、いい瞬間、というのはある日、ふとやってきたりして、
そんなときには心もなごむ。
それが可能なのは、生きているからこそ、なのだ。
当たり前のようでいて、つい、忘れていること。
生きているからこそ、苦しい、だけでは、決してないのだ、ということ。
ねえ、だからまずは、自分を、ゆるしていこう。
自分が息をしていることを、自分で、ゆるしていこう。
小さな第一歩。それで、いい。
あなたは毎瞬、息をしていて、まずはただ、それだけでいいのだ。
それだけで、自分の何かを変えていく可能性を、保てるのだ。