勝ってもいないし負けてもいない、の「空から目線」 ~後編~

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勝ってもいないし負けてもいない、の「空から目線」 ~前編~

 

「上下」で他者との関係を見始めると、

なにより自分が「下になったとき」が苦しい。

すっと忘れられるような「下になった経験」であればいいけれど、

そうでなければときに、自分のなかで蓄積を始め、

やがてはひがんだり、卑屈になったりもしてしまうだろう。

そして「自分に対する自信のなさ」を、結局、

自分自身で植えつけてしまうことになるかもしれないのだ。

 

たとえば親から否定されまくり、自信がなくなって、苦しんだら。

その後、「自分は自分でいいんだ」と思えるようになるまで、

すごく時間がかかる人だっているよね。

でも、親の「上下」的視点を刷り込まれているんだ」と

気づければ、やがて自分自身で苦しみを解放していくこともできる。

 

ということは自分がふだんから、他人に「上下」の視点を

使ったり、相手に刷り込んだりはしないほうが、よくないかな?

そんな判断基準で自分や他者を見る「練習」ばっかり積んでも、

勝ったときさえ「次に負けたらどうしよう」というおびえが絶対発生して、

そうならないためには「勝ち続けなきゃ」いけなくなって、苦しいかもよ。

 

で、さらに言えば、その「勝ち続け」、どこまで発展させるのかな。

 

もちろん、それを楽しめるときや、相手側がそれでゴリ押ししてきたとき、

駆け引き手段として、ときには「何じゃこら!」と(あ、野蛮ですね、すみません)

戦っていいと思うけど。それはあくまで「手法のひとつ」であると

わかっているかどうかって、自分を苦しめないためにはすごく大切ではと思う。

 

そんな駆け引きとして自分が強く出る場合、の視点について

有名ブロガーのワタナベ薫さんの記事があったので

参考までに載せておく。もちろんこれは、

あくまで自分を大切にして、立ち位置も意識しよう、って話で

ずっと「上下」で人を判断して勝ち続けろ、ってことじゃないよ。

 

◎ワタナベ薫さん
『バランスの法則【人間関係編】~バカにされやすい人へ~』
http://ameblo.jp/wjproducts1/entry-11920160781.html

 

あと、これも参考になるかも。もうひとつ、別のブロガーさんの記事。

◎小田真嘉さん
『放置して、関係が深まることはない 2737』
http://ameblo.jp/odamasayoshi/entry-11920644959.html

 

もし、世界でももっとも究極な「上下」視点の例を挙げるとすれば。

現在、各国における陰謀説がささやかれている(笑)、

財閥系のロスチャイルド一族や、ロックフェラー一族かな。

 

ロックフェラーさんちの、とある人物なんて

嬉々として、自分たちがいかに世界を牛耳っているかを、

ある映画監督に語ったという話も、ネットで拡散している。

その映画監督は病で亡くなったのだけれど、実は暗殺だよ、とか。

 

その監督の話(監督のインタビュー動画を観た……)によると、

なんでもロックフェラーさんたちが、あの9.11を計画・演出したとか、

世界人口の管理や世界中の人たちを家畜化する計画のために現在、

医薬品や遺伝子組み換え食品を世界中にばら撒いたり、

家族意識崩壊、子どもを公的機関で洗脳するために、

米国女性の、社会進出のための活動(ウーマン・リブ)に

資金を提供したらしいよヽ(;´ω`)ノ まあ大変。

 

そもそも、そんなふうに自分たちの影響力を世界中に及ぼし、

自分たちがもっと、ずっと、安定して稼げるように、という野望を持つ段階で、

すごく苦しくなるよね……。その裏には必ず、

脚を引っ張られたらどうしよう、ずっと大金持ちでいたいのに、という

おびえが隠れていて。で、自分でもそれをごまかすため、

世界中の人たちを一生、見下げたつもりになって、馬鹿にして、

いろいろ画策しまくりながら生きていかなきゃいけないなんて……。

その目的が全部、金と支配。お金しか信用できなくなるだろう、実際。

もちろん敵もいっぱいだろうから、一生、

まだ上になれない、と怒ったり、怯えたり。

すごい「上下」ゲーム、人生まるごと「上下」ゲームだよね。

 

しかもだよ、上の話がもし本当なら、

その苗字を持って生まれた瞬間からもう、人生「上下」ゲームに

巻き込まれることが決まってるんだよ、この人たち。

親も兄弟もおじさんもおばさんもいとこも、

みんな、きっとゲームの中にいる。

近づいてくる人は結局、自分の金目当てなんじゃないかと疑ったり、

暗殺話が本当なら気にいらない人を「殺せ」とか、指示していかなくちゃいけない。

一族のお金と地位を守るために、

死ぬまで他者への疑心暗鬼を捨てきれない定め。

……キッツイなあ、それ。心がすさみまくる一生だよね。

私は絶対、そんな視点でそんな人生、送りたくない……。

 

すみません、ちょっと社会問題裏話みたいで、過激にもなったけれど。

このような例で、多少は、「上下」視点によるゲームのつまらなさも、

わかっていただけただろうか。上か下か、で戦うよりは、

あなたと私は違うってわけね、じゃあ、どうしようか、一緒に考えようよ、

という視点のほうを基本にしたほうが、よほど心が安定するし、

人生を楽しめて、ラクだと思える。

 

そもそも私たちはみんな、同じ「地球上」に、

一緒に立っているのだ、生物学的には。

その立ち位置って、上から見たら、こんなの。

空から日本を見てごらんよ。居住可能な地域も狭いよ(笑)

2014_09_07_2_nippon

Photo by goo map
http://map.goo.ne.jp/

 

し、か、も。

立っているように思えて、実は地球さんに「立たせてもらっている」。

日本って赤い三角のところ、こんな位置にあるから、

間違いなく全員、斜め立ち。地球が引っ張ってくれているから

立っていられるけど。

これで見ると、上下なんてもはや意味がなくなる。

この写真で言えば、地上で上になったら、

実は右斜め上にずれているだけ。風船みたいだね(笑)

2014_09_07_3_earth

Photo by Saad Faruque (ID: 201310091600)
GATAG フリー画像・写真素材集 4.0
http://free-photos.gatag.net/

 

ということで。

もしこの先、うっかりゲーム思考になって勝ち負けで判断し、

自分が「下」だと思って卑屈になりそうなときや、

逆に「上」だと思って鼻高々になったときには、

どうぞ、この写真を思い出してほしい。

私たちは地上に並んで立っていて、

しかも地球のおかげで、立っていられるのだと。

 

最後に、どうでもいいけど(笑)マザーグース的な言葉遊び。

先祖がドイツから出てきたというロスチャイルドさんは、

苗字の意味が「赤の(rotはドイツ語で赤)子ども(チャイルド)」。

赤色って、人間にとってはそもそも、性欲や食欲を刺激する色。

→食欲や性欲を刺激する子ども

→つまりは、欲の子?

 

ロックフェラーさんなんて、スペルからしてもう、

そのまんま完全に「岩壁から落ちる人」。

世界の頂点に立ちたいのに、その岩壁を踏破できない定め?(笑)

 

いやぁ……暗躍してるとすれば、言霊的にも

もしかしたら、すごい定めの一族かもね。

何が大事かを世界の人たちに気づかせる、悪役として生まれる代わりに、

お金だけはあげるよ、とでも約束されているとか? うひょー(´Д`;)

でも彼らがそれぞれ目指している(かも、な?)世界は

「自分たちが優雅に管理・搾取できる社会主義世界」なわけで、

はい、社会主義も、イメージは赤だよ……ぶるぶる(((( ;°Д°))))

 

 

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