あなたが星を見られるのは、あなたの周りに夜の暗闇があるからこそ。
先日、紹介した本(『世界最強の商人』という文庫)に載っていた話だ。
それはまさに、当然のこと、だよね。
そして本当はね。
あなたの今の暗闇にも、
すでに光は届いているんだよ。
あなたが空を見上げる気持ちを起こしたとき、
または、すぐにあきらめてしまわなければ、
きっと必ず、光を見つけられるようになっている。
雨や曇りの空は、一生は続かない。
なぜなら、雲は動くから。
あなた自身が、うつむくこと「だけ」を
選択しない限り、
光には、巡り会えるんだよ。
しかも、暗闇が深いほど、見える光の数は増える。
象徴の話ではなく、本当にそういうふうに、できているのだ。
そして自分のためにいつだって、理由なく
「見上げてみる」気持ちのほうを、
選択してあげていいのだ……。
そのことに気づく日が、
あなたに来ることを心から祈ります。
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