誰かに対し、何かをしようとする場合。
自分の意志で、やりたくてやっているのか、
見返りを求める、つまり相手に
『言葉で訴える代わりに、行動で何かを要求している』のかを
見極めるための簡単な方法。
それを自分が延々やり続けた、と仮定してみればいい。
やりたくてやっているなら、相手のことよりも自分の感覚がまず思い浮かび、
疲れたら普通に休憩できるし、
当分の間、毎日やっても平気だし、
それどころか想像しただけでワクワクしちゃう、かもしれない。
行動で相手に要求しているなら、相手のことについて、まず思い浮かべるだろう。
相手がちゃんと反応を返してくれないと続けられない。
あるいは途中で「こっちは、やってるのに!」
(さらには「やってあげてるのに!」)という
怒りや失望や疲れ、のほうを、自分が先に想像するだろう。
相手の反応が気になるなら、『気にならない範囲』でやればいい。
ただ、それだけ。
うん。
何かの行動によって、自分の願望や欲や考えを相手に押し付けるの、やめようね。
あなたも『楽しい範囲』だけで、やっていいからね。
相手のことを第一にするのでなく、
自分が「さらに」楽しめるやり方に注目して、見つけて、
どんどん、楽しんでいってね。
『その結果として』、結局、見返りも来るかもしれないから。
来ないことも、普通によくあるから。
相手の反応を、あなたがコントロールは、出来ないから。
もしどうしてもコントロールしたいなら、その代わりに
あなたも相手から何かを勝手に押し付けられること、を覚悟してね。
やはりそれは、お互いさまなのですよ、たぶん。
こっちが「求めてやる」と、「求められ」たり「逆」をやられる。
それは相手からの『押し付けに気づいて!』のサインかもよ。
私もいろいろな場面で、そういうことを日々、練習してます……(^◇^;)