つながるところ、使えるところ

昨日のブログで、たまたま私は、

自分の『職場』で起こっていることを例にしてみた。

そういう方法も、何か伝わるかな、と思ったからね。

 

ついでに話すと、今日もお姉さんは、私を避けて

「前任者は文房具の発注、やってくれてたのに、その文房具が見当たらない」と、

私の隣の席の課長に、文句兼困った、の言いつけを試みたけれど

(本人はたぶん分かっていないが、ここ数回、水戸黄門の印籠のように、

前任者はやってくれていたのに、の言葉を文句の理由として持ち出し始めている)、

だがしかし、自分の部署で、自分が使いたい文房具を

単にこちらの前任者に「甘えて発注させていた」のが事実なうえ、

彼女が求めていた文房具の在庫は、実はちゃんとあったのだ……。

 

そのことに気づかず「それ裏返したら、私への文句だね(^0^;)」ってことを

さも困ったように切々と、うちの課長に訴えているのを聞きながら、

最後に在庫を見つけた彼女を見て、

危うく私が噴き出しそうになったことは、今日のヒミツだっ(´ε` )♪

 

ま、そのうちね、「つまり自分の部署でできる仕事をいろいろと、

こちらの前任者に甘えて振りまくってたのね」とは、スパッと伝えてみようと思う。

やがて前任者も戻ってくる予定だから(ただ今産休中)、そのときまでに

仕事の割り振りの無茶を減らしておいてあげたいし、

『印籠封じ』にもなるかなー、と思えるので。

そうしたら、ますますお姉さん、こっちにぎこちなくはなるだろうけれど、

それは私の問題ではないので、知らぬ(笑)

 

で。

まあ、こうやって日常的に起こるいろいろなズレは、

普通に誰にでもあって(私もまた今日、起こったわけだ)、

その相手が、親だったり友達だったり夫や妻だったり兄弟姉妹だったり、

会社の上司だったりママ友達だったり、昔からの友達だったりするわけで。

 

相手との距離感の違いで、自分の受け止め方も変わるのだけれど、

結局は、根っこの部分って、何かしら共通しているのよね。

 

話が通じなくて、しかも勝手に「かたくな」な態度をこちらに示してくれる相手。

本人にとっては『良かれと思って』だがしかし、

他者に比較での非難という形、あるいは悪口方向の『指導』をしてくる相手。

弱いふり、困ったふりして、こちらに無茶振りしてくる相手。

 

ね、こうやって抽出してみると、思い当たるでしょ。

具体的な相手は、人によって違うだろうけれど、

起こっていることの『エッセンス』って、わりと似ているのよ。

以前に、母親のことも私、書いてるよね。

 

近い立場の人には、自分にも『ガッツリ』な思い込みがあるから、

ちょっとややこしい事態になりやすいよ、

会社とかご近所などの『公的なお付き合い』の部分では、

もっと見渡してみるといいよ、ということに、私としては、なるわけです。

そういうふうに応用できると、感じている。

 

で、実際ね、応用し始めると、わかるよ。

他者の例って、エッセンスの部分で見つめたらすごく参考になる。

あと、うんうん、と、共感できたりもして、

それによって、自分が早く楽になれたりする。

 

「友達との間で起こった話」が、自分の子どもに応用できたり、

会社の例が、親戚のおばさんに応用できたり。

 

つまり『全部一緒』の状況でなくてもいいし、

それぞれが抱えている課題って、他者にとって何かしら、学びになるのだ。

自分と全部一緒、の事例を探そうとする必要も、なくなるよ。

 

でね、武田双雲さんなら「えー、もうそれ、争うこと自体やめたら?

だって自分が楽しい気持ちにならないこと、

わざと選択しなくていいじゃない」とおっしゃっていて。

心屋さんはわりと『近い存在』についてのアドバイスが多めで、しかも

「そんなもの、こっちだって思い込みあるのだから、

いっぺん、全部吐き出して、叩きつけてみたら?

そうしたら、自分の勘違いにも気づけるよ」

って言っておられるように感じられる。

叩きつける相手は、最終的には親を勧めておられるけれど、

何か問題となって対立している他者なら、

きっと誰(どの関係・立場の相手)だっていいの。

そのときの自分の思い込みを壊すためだから。

 

わかるかなー。

私は、これを知り始めたから、お姉さんがぎこちなくなってても焦らないし、

っていうか、ちょっと笑いそうにさえなってるし(過去の自分が見え隠れするから)、

あくまでここは会社で、仕事の範囲で流れと全体を見て、

こっちのほうがいいわ、と思えたことを「普通に提案して」みて、

それが通る部分を変えていってるから、

お姉さんが私の何をどう受けとめようと、関係なくいられるの。

お姉さんがこちらへ、自身の問題をかぶせてきても「だから何?」でしょ?

 

それはね、単なる「強さ」でなくて、

『エッセンスを抽出してから、ものごとを見る』という方法を、

知ったから、できることなんだと思う。

お姉さんの機嫌を損ないたくないから仕事の改善を図らない、ってなったら、

そっちのほうが、本当はおかしいよね?

 

でも、その相手が自分の上司で、あまりにも仕事がやりにくくなるようなら、

仕事の流れを改善することを、あえて自分が選ぶことによって、

それと同時に、相手との連携をさらに壊すことを、自分は選ぶ、って話。

 

どっちを取るか、中庸でいくか。ちょっとだけ、やるか。

そんなふうにも判断できるようになるよ。

 

私の例でいけば、

お姉さんの抱えている『私は認められたいのよっ! 問題』に沿うことは、

お姉さんのためにもならないと感じられるから、

その問題点はお姉さん自身に返して、放置する、という感じ。

 

そういう視点でみれば、こちらの上司にたとえ何か言いつけられたところで、

それを知って私、噴き出してしまいそうになるだけだもの(´▽`)、印籠かよっ! と。

 

見ている人は見てくれているから、

その瞬間の、相手に対する状況だけ見て慌てなくていい。

本当に、何を選ぼうと、自分が後ろめたくなければそれでいいと思えるよ。

親切心は、それこそ自分が「楽しいからしたくなった」ときにこそ、振りまこうよ。

そのほうがお互い、楽しく温かくなれるしさ。

 

ということで、せっかく今日も、面白く感じられたので、

昨日の例を持ち出しつつ『エッセンス』の部分について、語ってみた。

 

私が言ってる「視野」って、こういうふうな、

ものの見方、捉え方なんだよ、ということが、

必要な人に伝われば幸いですm(_ _)m☆

 

たまには違うところから、見渡してみようぜー。

 

2015_04_03

Photo by ソザイング

 

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