違いはギフト。だから「自分の感じている」ことを素直に~後編~

◎前編はこちらからどうぞ。
http://miharu.feeling.jp/?p=3150

 

ならば、怒りで問題が勝負ごとにズレて変わってしまうのを避けるために、

怒りを「まずいったん」吐き出す相手は、

直接、本人に対してでなくてもいいこと、結構あると思える。

いったん誰かに話すなり、ひとりで整理してみても、いいのかも。

 

しかもその奥にあるのは、本当は

『悔しくて悲しい』って気持ちなのだから、

心理学の「アイ・コンタクト」でも言われているように、

なぜそれを『自分が』悔しくて悲しいと感じたか、

そっちのほうがよほど、自分にとっても相手にとっても、

大切なことだろうと。

 

私が

軽く扱われたような気がして悲しい

バカにされたように感じてしまって悔しい

 

そういうことのほうを相手に伝えれば、本当はいいと思うんだけどね。

 

泣いて相手を責めるより、

激怒して相手を責めるより、

自分の『感じている』ことに、注目してみる。

それを大事にすると、

私はこう感じる人だってこと、

相手と自分との違い、を、

他者にわかりやすく伝えることができる。

怒りよりもっと重要なことを、自分が相手に表現できるのだと。

 

それもまた、自分を大事にするってことだと、私は思うよ。

 

そしてね、

私はこう捉えて、こんなふうに喜怒哀楽の感情、持った、感じたよ

と、静かに言われたら、

それ、ケンカになるかな? 勝負になるかな?

え? そう受け止めるの? って、

一緒に気持ちの研究をするほうへ、いかないかな?

 

もし、そうならなくて「そんな受け止め方するのは

バカだよ」って言い切るような相手なら、

どこをバカだと思う? って尋ねてみればいい。

さらに、どこ、がわかったら、なぜそれをあなたは「バカだ」と思う? って。

 

それもまた、相手の価値観を知る機会、違いを知る機会。

もしかしたらすごくいい刺激、もらえるかもしれないよ?

捉え方にはAもBもCもあって、

あなたはAで私はCだった。

それならお互い、Bに歩み寄れないかな、とか。

そういうふうに進めていけば、自分と相手の違いは学びに変わって、

自分の視点を変えてくれる『ギフト』になる。

 

まあ、慣れてない人がこれをやられると

怖がって「うるさい!」とか、言ってくるときもあるけどね(^◇^;)

少なくともこちらは、プンスカな気持ちを引きずらないですむし、

投げかけた言葉は相手にも染み込んでいくから、

いつか、勝ち負けでないところで、折り合いのための会話もできるようになる。

 

自分の感じることを大切にすると、

こういう部分も変わっていくと、私には思えるのだ。

 

と、ここまで昨日、ザックリと書いておいたら、あらビックリ。

今日になって読んだ記事で、これに関連する話が、

カウンセラーさんのブログで3つも見つかったので、

それもリンクしておくね。

世の中の皆さん、それぞれ、練習されてるよ、ほら。

あなただけが、ダメで下手でひどいわけではないからね。

 

◎ カエル姉さん(高橋かずえ)さん
『「本音」と「言いたいこと」の違い。』
http://amba.to/1zV2R2k

 

◎ 事実を話す@心理カウンセラー神谷 さん
『意見=結論』
http://amba.to/1E3366u

 

そしてあの大御所も、自分の気持ちのほうを見ろ、と。

この方は更新数もあるので、ついあとにしようと放置すると

読むページ、溜まってしまうね(笑)

日付を見たら昨日で、さらにビックリ。

昨日と今日は、そういうこと伝えたくなる日だったのかな?(笑)

まあ、本当に、お金の常識云々、でないところで読んでみてください。

たまたま借金が例に挙がってるだけで、ポイントはそこではない……。

◎心屋仁之助 さん
『■借金の話を読んで腹が立った』
http://amba.to/1Pd7xHY

 

あ、そうそう。何度か伝えているけど、

後ろめたいことを「どうせ自分は○○だから」と、逆に、

自分への言い訳に使ってしまうと、

その後ろめたいやり方、止められなくなって、

自分が、自分をいちばん追い詰めるからね。

なぜ自分で、後ろめたい苦しいことを選ぶのか、なぜそうしたくなってるのか、

そこに隠れてる『感情』のほうも、見つめてみてね。

 

自分に正直になって、感じること、きちんと大切にして、

周囲に対しては『違い』を捉えて、自分でわきまえてみる。

 

やってみると、さまざまなズレを、自分が起こさないでよくなって、

しかも落ち着いていけて、

結果として自動的に、自分も周りも(周りには波及効果で)、

穏やかに解決させられることにもなっていく。

この『事実』と自分のラクさ、

伝える中身の大切さを、いつか、具体的に、味わっていただけますように。

 

2015_05_12_2

Photo by GLady
Pixabay

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

code