追伸:小説でも学べるよ ということで

自分の気持ちを 大切にすると同時に

他者と気持ちを「確認しあう」こと

隠さないこと 

怖いものを 無視しないこと

 

それらがどれほど 大切かを

思い知らせてくれる話のご紹介

 

人のため と言いながら

結局 自分しか見ていなかったり

自分の世界があればいいと 内にこもったりする 

そのズレが 何を生むか が

デフォルメされて 描かれている

 

文体に賛否両論が あるとはいえ

20歳でこれを 書けた人 

その才能は 認めてもらえたらと思う

 

自分が何を つい ないがしろにしてしまっているのかを

女性にも 男性にも

考えてもらえる作品だと思えるので

メインブログのほうで お知らせしてみたくなった

 

自分を大切にすることって

他者と関わることって

気持ちを 感情を きちんと相手に伝えることって?

それらが 生み出すもの

それらの「欠如」が 生み出すもの を

感じてもらえたら 幸いです

 

恋愛ものとはいえ わりとサイコな作品なので

甘いゆるい系の小説がお好みの方には

向いていないかも

結末は 柔らかくて いいけれどね

 

例によって アフィリでないリンクにて……

 

2015_06_14_2

『ひとめあなたに…』
新井素子 著 創元SF文庫
¥862

 

自分の気持ちを 大切にすること

他者へ 気持ちを 伝えること

自分と 他者の 自由を どちらもゆるすこと

あきらめないでね いつか その「すごさ」 体感してね

 

 

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