自分の中にあるもの

愛情、あるよね。

それを持ってること、知ってるよね。

対 人間 に限らず、

動物や花にもさ。

愛おしさ、知ってるよね。

 

それを、こじらせることなく

使えばいいんだよ。

見返りを、とか、取引するために

利用しなくても、いいんだよ。

 

自分が心地よい気持ちになるために、出す。

ただ、それだけでよいのだ。

 

心地よさを感じれば、身体もゆるめられる。

身体がゆるめられれば、

それもまた、心地よさにつながる。

そうして、増幅していけるものだから。

 

愛情は、外側だけに向けて使うと、

やがては疲れてしまう。

内側にも、使おうよ。

 

内側に使えない、

使う価値がない、

内側に使える資格など自分にない。

 

その思い込みは、

今までは、あなたをある意味、

守ってくれてた。

 

自分が悪いのだ、と思うことで、

周囲とうまくやっていこうとしてきたのだから。

あなたを守るための「すべ」だったよね。

 

でも本当は、

内側で泣いてる自分に、

愛しさ、を感じてあげていいんだ。

 

つらかったね、苦しかったね、今まで。

 

そう思って、ギュウって、抱きしめてあげなよ、

自分の内側にいる、泣いてる自分をさ。

 

あなたの愛は、そこから、生まれていく。

あなたの愛は、そこでは、枯渇しない。

あなたの愛が、そうして、やっと、あふれ出す。

 

愛を、周囲から、

与えられなくてはいけない、

そうされない人間は、ダメなのだ、

そう思うのなら。

 

順番が、逆なのだ。

 

自分に使うことで、自分の中からあふれ出した愛を、

周囲に心地よい範囲で与えることのほうが先。

与えて欲しいからと自分を無視して、

自分に与えずに、他者へ差し出すから、

そこで、必ず

駆け引き、見返りに変えてしまうのだ、自分から。

 

順番が、逆、なんだよ、それ。

 

内側で泣いている自分に、

愛を渡せる方法、

自分なりに、探ってごらん。

 

自分がダメだからこそ、

先に、愛を与えてあげてごらん。

 

それは、やってみた人にしかわからない、

自分への、魔法のかけ方。

 

それは、解けることのない魔法。

やがて、周りにもあふれ出させることのできる、

土台となる、愛情の作り方。

 

泣いてる自分を放置しているから、

いつまでたっても、周囲から「もらおう」として

だから、いつまでたっても、満たされない。

 

そしていつまでたっても、

自分か、あるいは相手が悪い、というところから

抜け出せないのだよ。

 

内側で泣いている自分へ、愛を与えること。

そこに気づいて、

それをできるのは、

あなた自身、だけなんだよ?

2015_09_19

Photo by Gatanass
ID: 201406181700
GATAG フリー画像・写真素材集 4.0

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

code