無意識の「クセ」の話

今日はちょっと雑談っぽく、身体のこと、気持ちのこと、

その連動など、気づいたことの羅列です。

 

私のことを無視しようにも、

お偉いさんが、業務の流れについて

「これは今、どうなっているの?」と見直しを進められていて

(立場が変わってお偉いさんは全体を見渡す位置になられたため、

その方から私への、そういう質問が激増)、

私とそのお偉いさんの会話に聞き耳を立てざるを得なくなった(盗み聞きとも言うが)

最近のお姉さん。

 

そして私の言葉に、お偉いさんがなるほど、と言っていることにも

だんだん気づいてきたようで(全体の流れの話ゆえ改善案などもテーマになる)、

下手にツンケンすると、自分が損をする可能性があるということを

やっと少しずつ、わかってきた(?)様子。

 

こちらと目を合わさないのはそのままだけど、角度がゆるい(笑)

そして身体ごと硬直させてくるようなことはなくなった(って、意味わかるかな? 

拒否的な、かたくなな態度で、こちらに接してくる感じ。

彼女のそういう子どもっぽさゆえに、周りが微妙に緊張させられ、

とくにお偉いさんからはその光景を見るたび軽く、私が気を遣われて

心配されてる感じなんだよね……。

お偉いさん、まただね、って顔をされてこちらをご覧になられるから、

仕方なく私が微笑で返す、とか。

当事者である私は、自分側の弛緩を心がけているのだけれど、頻繁だからね)。

 

でまあ、そんなところから私は

「気持ちで拒否すると、身体が『態度』でそれを表しちゃうんだなあ」

ということも、改めて感じていたのだが。

 

そのおかげか、自分が身につけている「動作」についても気づくことになった。

これは単に「小走りするとき」の話なのだけれど。

 

最初は、お姉さんが社内で小走りするときに

バタバタ、足音がすることがきっかけだった。

お姉さん、やたら走るのです、なぜか。

まあ、いきなりかつ急ぎの書類作成などもあるから、

そのせいかもしれない(私は走らないタイプってだけかも)。

 

で、そのときの足音が、結構大きく聞こえる。

カーペット敷きのフロアで、3cmヒールを履いておられ、

ぺたんこシューズよりは走りづらいであろうのは当然だが、

彼女の場合、バタバタッと、なんかそれ以上の音がする。

 

なぜこんなに聞こえるのかなあ、と思って、自分の動作を振り返ったら、

走るときと歩くときの姿勢、実は私、違ってるわ……と。

点滅しかけた信号を渡ったときに、ふっと、ね、気づいた。

 

私は小走りしようと思って、その動作に移った瞬間、

腰の位置を上げる(骨盤を引き上げる)ようにしていたのよ、反射的に。

そして足の裏は、前側に完全に、重心を移していた。

かかとは最初に足を繰り出したときの一瞬しか地面につかないような感じ。

 

これは、陸上をやっていたときのクセなのだろう。

そうしないと自分が、軽くスムーズに、足を前に出せない。

歩いているときの腰の位置のままでは、キレイに早く走れないというか……。

 

いや、別にね、小走りだから早くなる必要はないけれど(笑)、そういう感じ。

だから自然に、というか勝手に「足音がしなくなる」のだ。

たとえヒールを履いていても、4cm以下なら本当に無意識に、

身体をキュッと引き上げて足裏の前側、使っていたのだった。

 

だからお姉さんの足音が「余計に」耳に届いたのだと思う。

自分では立てない音がすることで、感覚的な違和感を感じたのだろうと。

 

そこに気づいた瞬間、ほえー、練習って、なんかすごいな、と思った。

たかだか1年半だよ、「短距離走の走り方」をまともにやってたのって。

人生のなかの1年半。それも部活のみ。

なのに自然に、そうなってしまってた。

 

で、ここで記事のタイトルに戻るわけだけれど。

自分が無意識にやっていること、きっといろいろあるのだと思う。

たとえばさっきの、お姉さんが出す「かたくなな態度」もそうだけれど、

そうやって「嫌いだ」と思う相手に、

自分がどんな『姿勢・態度』を(それこそ周囲に伝わるほど)全身で

表しているかってことに、お姉さんは自身は、あまり気づけていないと思う。

 

ある意味、もったいないよね、これ。

 

とはいえ、周囲が「んん?」と感じるような所作、態度にまで

至ってしまっていることを、彼女がどう感じているか、

私は知らないままでいいのだよ。

彼女が「やって当然」と思っているかどうかまではわからないし、

それを尋ねたり、指摘するつもりも、私にはない。

自分が失笑しないようにすることと、その緊張感を「流す練習」を

することのほうが、私にとっては大事だから。

 

そして、足音の件で気づけたように、

自分がどんなふうに「単純に、身体を使っているか」と、さらには

「気持ちがどんなふうに、態度や所作に表れるか」についても

もっと注意を払ってみようと思えた。

 

ついでに言えば、思っているようには身体が動かないことにも

すでに気づいているので(笑)、そこも感覚、少しずつ養おう、と。

この前、Youtubeで見つけたダンスが格好良かったので、

ちょっと真似してみようと思ったら、

全然、身体がついていかなかったのよ(笑)

 

以前から、スケボーの上に立てなくなっていたり(笑)、

ジャンプするときに手足と胴体の動きがバラバラになっている(爆)ことにも

気づいてはいたのだが。

いやあ、足を上下、前後左右にキレイに動かすことさえ、

まともじゃなくなっているとは……。

別にダンスやっていたわけではないけれど、

ここまで連動が落ちている身体(笑)になってしまっているのは、残念。

筋力、神経的な連動の系統、バランス、全体的に上げていきたいわ。

 

ということで、そのダンス動画を、DVDとして見られるように

落としてコーディングしてメディアに焼いて、

それをスロー再生(爆)で練習することから、始めてみます。

太ももの後ろ側に効くスクワットも、復活させよう……。

 

あと、ふだんの動作ね。

気持ちが身体の所作を決めるってことは、

逆に身体の所作も、気持ちを変えるのに役立つってこと。

明るくなれるように身体を動かすと、

それに伴い、気分が回復するのだ。

 

たとえば気持ちが落ちているときって

単純に下を向いて歩いてしまうけれど、

背筋を伸ばして、10mくらい先を見ながら歩くだけでも、

「気分がちょっと変わる」と思えるよ。

 

そういうことからも自分を「変えてみる」練習、

よかったらしてみてください。

伸ばす、広げる、しかも身体の「前側の緊張」をゆるめる方向へ

動かすのが基本かと思う。

そして練習は「身についてナチュラルにできるようになる」ところまで

自分であきらめないってことも、ぜひ。

身につけば、私の小走りように無意識になれるよ、本当に。

私も最近、お姉さんに対する「スルー」力、本当にアップして

気が楽になってきましたよー(あ、私が言う「お姉さん」については

ブログ内を「お姉さん」で検索すれば意味わかります(笑))。

 

2015_10_31

Photo by LeeDongRyeol
Pixabay

 

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