ゆるんでいい。

ひとつ前の記事の、追加のような話。

自分の辛さを、ひたすら目の前の誰か、

他人のせいと感じている『新型鬱』さんには、

向いていない話かもしれないけれど……

(あ、非難しているのではないよ、新型の方の中には、

こんな話をしても腹が立つだけ、という人が

いるかもしれないけれど……ってことね)。

 

あなたは、ゆるんでいい。

さんざん、自分を追い詰めてきたのだから、

今は、本気でゆるんでいい。

 

そこまで自分を追い詰めても、うまくいかないでしょう?

そのことは、もう、あなたも、ちゃんと気づけているでしょう?

 

上手に、やろうとしないで。

美しく、仕上げようとしないで。

自分が感じることを、無視しないで。

自分の気持ちを感じずに

こうじゃなきゃいけないのに! って

追い討ちなんて、かけないで。

 

あなたのその理想は、

そんなやり方で自分を追い詰めても、達成されないよ。

むしろもう、どんどん、遠のいてしまうと思う。

 

今までと違うやり方をするの、

本当に怖いだろうけれど、

そこまでもう、追い詰めてしまったのだから

同じやり方が通用しないのは仕方ないのよ。

誰に対しても、だし、

何より自分に対して、もう通じない。使えない。

 

今までとは、真逆に近いやり方、選んでいって。

立派、成功、完璧、素晴らしい、素敵、

そんな憧れは、いったん全部、捨ててみて。

 

もう、自分に、嘘をつかなくていいから。

嘘をついてきたからこそ、

うまくいかなくなってるの。

 

何もかも、八方ふさがり、でしょう?

つまりね、八方ふさがりってことは、

その同じやり方を、これ以上は

しなくてもいいよ、と言われているんだよ。

 

情けなくても、

恥ずかしくても、

格好悪くても、

鈍くさくても、

初めてやるやり方、選んで。

泳げるようになるまで、自転車に乗れるようになるまで、

そういうのと同じように、練習して。

今からは『自分に嘘をつかない練習』を始めて。

 

心地よいやり方、

楽しいやり方、

自分の心が温かくなるやり方だけを、選んで。

 

張り合わないで。

無茶してみる、なんて言葉は、ドブに捨てて流してしまって。

 

ただ丁寧に、接してよ。

自分に対して、丁寧に。

そのあとで、その『自分に丁寧』の範囲内だけで、

まわりのこと、やったほうがいいよ。

 

いちばんに優先するべきは、

あなたが、どんなに自分を嫌いでも、

自分を丁寧に、優しく、親切に、扱ってあげることだ。

 

八方ふさがりになったからこそ、

勇気を出して、今までとは違う視点を、

自分の内側に練習して作っていくしかないんだよ。

 

もう、見栄は、張らなくていいからね。

自分にも、他者にも、

見栄は張らなくいい。

 

休めるときは休んで、

休めないときも、できることだけを、シンプルに、丁寧に、やろう。

 

自分を痛めつけて得たものってね、

得たあとにも、それ、

自分を痛めつけることにしか使えないよ。

自分を痛めつけて縛り付けて得る、という発想自体から、

もうサヨナラしよう。

 

そうしたら、やっと、自分のまわりにある、

愛や光に、気づけるようになるよ。

 

あなたは、生まれてきても良かったから、

生を受けて、今、ここにいる。

あなたの存在こそが、

今まさに、それを証明しているんだよ。

 

だいじょうぶだよ、良かったんだよ。

生まれてきてくれて、ありがとう。

 

どんなに『ダメ』な人であっても

I wish your Merry Merry Christmas.

静かで優しい時間を、過ごしてください。

心の柔らかいあなたが、

今、ここに存在してくれていてありがとう。

これ、絶対、嘘じゃないから、さ。

 

愛と光が、あなたにも届きますように。

必要なものが、

必要な人のところに、

どうか、届きますように。

 

2015_12_25

Photo by PDPics
Pixabay

 

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