「何も持っていない自分」が持っているもの

心屋さん絡みで、ステキな話がいくつか、私のなかでつながったので、

今日はそれをシェアしていきます。

 

まず、自分にとって無駄な方向に無理をしても、虚勢を張っても、

結局それは『無駄』にしかならんのだよ、という、諭し(さとし)の言葉。

 

◎心屋仁之助さん Facebook記事。

 

で、これを読んだあと、

たまたま、心屋さんの仲良しさんの、過去のFacebook記事に出会いまして。

上記のように言える心屋さんが、できていった原点。

自分のいちばんダメな部分を、大切にしてあげる、

それが「あることを認めてゆるしてあげる」、

『自分の欠点の見つめ方』そのものを、ひっくり返すという勇気。

 

◎本田晃一さんFacebook記事

 

そして。

だからってそんなの、具体的にどうすればいいのよ!

という人に向けて、実践された方の例を。

 

この方の場合はたまたま、旦那さんがきっかけで、

自分を見つめ直すことが始まっていきました。

 

ちなみに、この3人めの方の記事は、

「この人は私と違って結婚できているから」

とか

「この旦那さんは、たまたま、いい奥さんに恵まれたから」

とか、

そういう『無いものねだり』だけの視点で読んだら、

まったく別の姿になってしまう。

 

この人たちのように、

夫がいない代わりに、

優しい妻がいない代わりに、

あなたが得ている、すでに持っているものがあるからこそ、

今、あなたはそのように「生きていられている」。

それはどんなに、今の自分を卑下してみても、

間違いなく、そうなのです。

 

たまたま、というレベルで言えば、

たまたま、この女性は「自分の旦那さんが鬱になって、

この先どうなるかもわからなくて、

不安のど真ん中に、家族の『せい』で放り込まれた人

(しかもそれは、血のつながっていない夫)」なわけです。

そんな苦しい条件が、この方の前に突然、出揃った。

 

私がわざわざ、ここで例に出すのは、

もしあなたが、この人の立場だったら、

『不安の中にいる、その今の自分』が、

今の状況をどう捉え、どう対処しますか?

と問いかけたいから。

 

そして自分を見捨てないこと、他者との関わりも、

否定だけで終わらせないことを選んだ結果、

こういうことも『起こりうる』と伝えたいのです。

 

結局は、自分から、なのよ。

底辺であろうとも、自分の持っているものを、

できる形で味わい尽くす覚悟を『決めていい』。

他者を責め、不安だけを見つめていく代わりに、

自分が自分を大切にするために、見つめる方向を変える。

 

苦しい「現実の中」ででも、

苦しい「現実の中」だからこそ、

できることがある、という一例だと思えます。

 

だからこそ、『捉え方を変える練習』が大切なんだな、と思える次第。

その部分に注目して、読んでみてください。

素晴らしい練習、されておられるから。

 

もう一度言いますが、

この期間、この彼女の内心に、不安は

めちゃくちゃしっかりあった……んですよ。

この記事をあとから読み直されると、今でも、

あの不安のなかでよく……、と、ご自分でも思えて、泣けるそうです。

そう、今すぐでなく、あとから、思えるのです。

 

ならばあなたも、不安だけを見ない、

自分に「あるもの」を見つめる練習を、

『今は』やってみる価値、あるんじゃない?

 

◎snooさん
「♥ しあわせはピンチの顔をしてやってくる ①」
http://amba.to/1LTholb

 

「♥ しあわせはピンチの顔をしてやってくる ②」
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今日の記事も、必要な方に、必要な部分が、届きますように。

 

2016_03_10

Photo by condesign
Pixabay

 

おびえや怒り、から引き寄せるもの

怖がってるだけじゃ、

自分がチャンスを失うんだな、ということを

私は、かの「お姉さん」から最近、

学ばせてもらっている。

 

傷つくことを極端に恐れ、それゆえヘンに怒ってみせたり、

必要以上にへりくだるような謝り方をしたり。

 

そうすることで、彼女の「傷つきやすさ」を

感じる人たちがたくさんいて、

あるいは逆に、触らぬ神に祟りなし、みたいに

関わることを避ける人もいて。

 

その結果、彼女が仕事でミスをしても

「ではどうすればいいのか」を

誰も、彼女には、まともに教えない。

 

まあ、会社の「生ぬるい風土」も、もともと、関係してはいるのだけれど

(改善より、適当にいい加減なフォローをして

お茶を濁すような部分がある)、

それにしたって、彼女から「嫌われたくない」と

いつもアピールされている人なら、

もうちょっと指導してあげてもいいのになあ、

だって彼女も、その人に対しては視野の狭い反発や反応を

すぐには起こさないだろうだから……とは思うのだ。

 

あー、失敗しちゃったね、

仕方ないね、

だけで終わらせていいことと、

「どうしたら、そのミスをなくせると思う?」

と一緒に考えてあげる必要があることって、

明らかに問題レベルは別もの。

 

彼女の失敗は、彼女の恐れから来ている

(だから抱え込みすぎて、本人がうっかりミスしやすい部分で頻発する)のに、

しかもそのミスが、レベル的には「それ、放置しないで

一緒に対策を考えてあげたほうが良くないか?」

という危険性をはらんでいるのに、誰も手出ししないのだ。

 

たぶん、彼女なりに頑張ってはいるのだから、

傷つきやすい彼女を刺激してヘタに傷つけたくない、という

うっすらとした「逃げの空気」が、

彼女の部署の社員さん達から漂っているのが

いちばん問題なんだろうな、と傍から見ている私は感じる。

 

でも、彼女の側に立つと、

そこまで「恐れから自分の頑張りを必死でアピール」しつつ、

何でもかんでも抱え込むからこそ、

そのような問題も発生しているわけで。

 

仕事という面で共依存しなくてもいいのに、

私がいなくちゃダメよね! に、なりたいんです!

をPRしたら、そりゃまあ、普通の感覚の人なら

その子と摩擦はしたくなくなるよ……良い意味でも、悪い意味でも。

 

かくして彼女は、いつまで経っても同じような部分で

ミスをして、しかも忙しくなると必ずそれらをやってしまうのに、

改善することができない。そして「危険」っぽいものが毎回、匂う。

 

それは彼女の「社会人としての経験不足」からも

発生しているときがあるのだけれど、

彼女は、誰からも「経験者の智恵」を伝授してもらえないのだよ。

皆からヘンにぬるく見守られ、言い換えれば、逃げられていて。

 

これは、まあ、正直、

かわいそうだな、と思えなくもない。

だが、そこまで自分の恐れをにじみ出させて、

『認められないのが怖い』をアピールしてしまっているのは、

彼女自身なのだよね……。

 

『失敗して評価されない』ことを恐れ、

むやみやたらに「低く見られること」を怖がり、ときには

「そうならないよう、先に噛みつく」ことさえある

(たとえば失敗を認められず「私のせいじゃない」と

言わんばかりに逆ギレしたりね(^^;))、

そのような姿勢によって、自分がどれくらい自分の能力を

伸ばし損ねているか(そういう状況を自分が引き寄せてしまうか)、

つまり自分が学べるチャンスを失ってしまう事態になっているか……。

 

そのことに、いつかうまく、

彼女自身が気づいていくことを祈りたい。

 

そしてオマケ的に言えば、私は昨日、まったく別のきっかけから

『温かいもの』を指針にしたけれど、

今日の彼女に対して、早速、効果があった。

 

彼女の態度に『自分が反応して

一緒に(?)ムカムカする』必要がないことを

あっさり感じ、そのように練習できたのだ。

 

『自分の中の温かいものに従う』覚悟、

決めると結構、威力がすごいな。

 

そして上記の通り、お姉さんを冷静に見つめて、

今日、文章に綴ることができたのも、

この指針のおかげだと思える。感謝☆

 

彼女のように、

おびえて周囲の人や状況に

ひたすら反応ばっかりして(自分を見失って)、

もったいないことになっている方がおられたら、

ぜひ、指針、作っていいよ、そして

そんな『反応』のほうばっかり自分から意識して、

練習を重ねなくてもいいよ、と

なんだか伝えたいわ、私……。

 

2016_03_09

Photo by Padurariu Alexandru
Unsplash

 

卑屈とかパワーゲームとか

ごめんなさい、完全に

自分用メモ、とも言える気づきです。

 

媚 売らなくていい

駆け引きもしなくていい

 

○○な振りとか 

パワーゲームなんて

仕掛けられても乗らなくていい

 

昔は もしかしたら一部

楽しんでやれていたかもしれないけれど

今は別に やる気もないし

楽しそう とも思わない

 

だってそれ 見せかけなんだもの

ホントの私じゃないもの

気に入られようとして(?) 

ウソついてるもの

他の人との差を 演出しようとか そんな感じ?

 

相手の気を引こうとか 演技してるのかもしれないし

そのとき その場でとっさに 自分を『良く』見せようなんて

ウソ ウソ ウソつきだらけの

超ヘンな固まり(ネコの皮がんじがらめ)に

みずからを 変えるってことだわ

 

イヤなものはイヤと言い

うれしいことはうれしいと言い

そこまでされたら 無理だと言い

私は私が大事なの! と示したい

私個人がどうこう というよりは

私の内側にある 温かい気持ち

温かいと『私が感じられるもの』が大事なのよ

 

その温かいものに従わないっていうことが

もうダメ もう無理だから

従えない状況になるのなら

その相手から 離れるわ

まあ いきなり離れるのでなくても

相手のこと 斬るし 

それでも無理なら ご縁のほうを切るわ

 

あ 具体的に

誰かとケンカをした とかじゃないのよ

過去のあることを 思い出したら

いきなり ひらめいた言葉たちなの

 

あのとき あれを選んだ私は

もう今は いなくて

あのときの私は 今の私じゃないから

 

私は今の私を 自分のために 

等身大で感じていくの

ネコの皮で自分を増やしもせず

へつらいもせず

力みすぎたりもする必要なくて

 

私は 私の中の

温かいものとだけ ともに 生きるの

私は 私の中の温かさに 常に尋ねて

そこからの答えを聴いていくだけでいい

 

それ以外の指針は 自分の土台になり得ない

この温かさは 私が 私こそが 守っていいものなんだよ

 

そのことが 今 しっかり 届いた……

 

うん だから 覚悟を決めろ 私

記憶の亡霊なんかに 

振り回されるんじゃないよ!!

 

2016_03_08

Photo by Chiemsee2016
Pixabay