認める……何を、どの部分を?

今日は、少し長いけれど、

他の方のブログもシェアさせていただきながら、書きます。

 

まず、あなたが見つめているその「心地悪い気持ち」は

あなた自身が大きく扱うからこそ、

「まるで自分の全体を覆っている」かのように感じるけれど。

決してそうではなく、

あなたが「自分をそれで覆うことを許可している」のであって、

それはあなたの中の「一部分」にしか過ぎないのだ。

 

他者に対する非難だけでなく、自分に対する卑下であっても、ね。

 

人の内面には、黒も白もあります。

たとえ相手に非があるもの! というときでも、その黒いものに

意識を集中させて、ずっと感じ続けているのは

あなた自身が選択していること。

 

でも、そうやって、黒を「問題だ!」と大きく『意識』したら?

あなたがそこに、自分の意識を集中させたら、

白の中の黒だけを見て、黒い! 黒い! と

「自分に」言い続けることになる。

 

そうやって、自分の心の方向性を、

自分が決めているのだ、ということです。

別にそんなことしなくても、いいのです。

それは自分や相手の、ただの一部分なのだから。

 

そして、黒い部分を直したい! とか、なんとかしたい! と思うなら。

黒い部分の「全体像」を知ること。あなた側の、ね。

その『勇気』だけが必要です。

 

あなたは今まで、黒い部分の「理由」を知って、

そこから次に、頭の中の「理屈」を使い、

自分を納得させようとしてきただろうけれど、

その理屈までは、いらないかもしれません。

知ってみた、そのあとで『自然に変化していくものに任せる』という方法も、

きちんと、使ってみてほしい。

 

表面的な方法論で自分を納得させようとするから、

かえって感情がこんがらがってしまうこともあるのです。

 

相手によって引き起こされた感情であろうと、

自分に対する感情であろうと、

それを捉えているのは自分、です。

自分の中に、「黒い部分も、あるんだ」ということ。

それは、あなたを「守っていてくれていた」ものでもあって、

単に、その守る役割を「終えさせてあげる」だけでもいいのだ、ということ。

 

そのために、根っこにあるものまで含めて、

自分の『全体』を「知る」勇気だけを、

いつか、出してほしいと思います。

 

理屈ではなく、排除でもなく、

ただそっと「そういう自分にも、○を出す」ということ。

そして自然の力(時間という薬も含めて)に委ねていくことも、知ってほしい。

その象徴だな、と思えた記事をまずひとつ。

これは草の話なのだけれど、

なぜそうなるか、ということでは

ないところで起こることだと感じられました。

理屈をつけたければ、後からでも探せる。

でもそれより今は、

全体を見てみること、排除しないこと、

そしてそのことによって起こる

「理屈ではない部分」で変化していくもの、を知ってください。

◎中央園芸 さん
『ヤブガラシを駆除するには』
http://amba.to/1LcDIW9

 

それから、もうひとつ、大切なこと。

あなたが自分を『知る』ことによって、ただそれだけで、

それを「消す」チャンスが生まれていきます。

よいものを必死で取り入れるだけでなく、

消していくこともまた、必要なのです。

消すことによって、スペースを空けてください、自分のなかに。

 

例としてお金の話の記事を載せるけれど、

これを、あなたがフォーカス『してしまっている』問題に

置き換えて読んでみてください。

愛情だったら、どうなるか。

家族関係、仕事、健康……。

 

自分をありのまま、認めるというのは

まずその問題を「一般的な言葉」に

置き換えてみて、

それから「感覚的に」

それは本当にそうなのか、それしかないのかを素直に

感じてみる

ってことでも、練習することが可能なのだと思えます。

ジャッジせずに感じるだけ。

 

Give and Take

の視点でしか、ものごとを見られないから、

いつまで経っても、その自己卑下(ときには被害者意識、

ときには自意識過剰)から抜け出せないのかも、と。

 

自分軸とは、

ワガママや自己中心的な発想とは

まったく、別の種類のものだよ。

 

何かを得るために、とか、

駆け引き、しなくていいの。

得るために自分を下げたり売ったり、

自分に嘘をついたりするから、苦しくなる。

 

◎美女養成講座☆高橋ナナ さん
「戦闘機を買えるくらいのはした金ならいらない。」
http://ow.ly/SThII

 

◎きょん さん
『引き寄せの壁から学ぶ』
http://amba.to/1iVc0km

 

最後にこれらも。

コーチングというのは、基本的に、

自分のなかに「良い思考方法を取り入れる」ための技術であると、

私は感じているので、

あくまで「消しながら」やっていく方法のほうが、

苦しい人には向いていると思えるのだけれど。

 

全体を知る、消す、というだけでは、

今までの自分の習慣でどうしても

苦しさを感じてしまう、という人に、

これもまた「違う見方を知る」の話。

知ったあとで「だって、そう言ったって!」と決めつけてしまうのは

今までの「黒い方法で自分を守る」だけであって、

逆戻りして、苦しいだけですよ、と伝えておきます。

 

戦うだけがすべてではなく、

静かに離れる。距離を置いていいんだよ、その状況から。

それもまた、「勇気」なのだろうと、私には思える次第。

◎reiko tezuka さん
『他人を評価したり思い込みで悩むのは、時間の無駄遣いですよ。』
http://amba.to/1OdHSh4

 

◎スピリチュアルティーチャー癒羽(ゆう)さん
『たとえ一見悪いことが起こったとしても』
http://amba.to/1OdI4wS

 

こうした種類の勇気たちを、あなたがいつか、使えていきますように。

 

※今回は、記事内容に言及していないので、

事前許可を取らず、勝手にリンクを張らせていただきました。

どうかご容赦ください。

問題がありましたら、お手数ですが

ご一報いただければ、対応させていただきます。

 

2015_10_03

Photo by miriam
Pixabay

 

死を選ぶってことは

それくらい究極の方法を使ってでも

今の状態から 逃げ出したいってことだよね

 

今の状況 変えたいのに

自分では変えられないと『信じて』いるから

逃げ出すために 死を想うんだよね

 

別に 死ななくても その状態から 逃げ出せるよ

その状況 あなたが 変えられるよ

 

そのために必要なのは

比べて 見下げる 

っていうバカ行為を やめることだけ

 

比べずに ただ 自分が いちばん 自分の感じることを

大切にしていくんだと 覚悟するだけ

 

その覚悟を決めてから

自分が 何をどう好み

何がどうキライであるか

 

そんなふうに 何をどう感じる人間かを

もっと自覚してみる練習を

始めてみたらいいの

 

それをいちいち ジャッジして

採点しているから

苦しいんだよ 実はね

 

その採点 過去の経験の範囲でしかできなくて 

他の『経験していないこと』までは 混ぜてないもの

めちゃくちゃ 狭いよね 範囲

 

自分が 自分をジャッジすることはやめる

その覚悟ができたなら

『見春屋』でもいいし

他のところでもいいから

自分に合う 自覚のための新しいやり方指南

その助けを 自分から 求めてみてね

 

覚悟できたら サポート役の人に

いつでも 助けを求めてね

自分を助けるために 他者からのサポートを受け取りたい と

そういう意味で 助けてほしいと 打ち明けてね

 

覚悟するだけだよ

だれかどこかの相手と 闘うのでなく

自分とも 闘うわけではなく

自分を 深く知る練習をしてみるのだと

 

そしてそこから 新しいやり方で

自分が この状態を やめるのだと

自分が この状況を 変えていいのだと

 

覚悟を決めて ジャッジなしで 自分を知ってみるだけ

それだけで いいの

それだけで 死ななくても 

そこからは 逃げ出せるよ

 

2015_09_28

Photo by Antranias
Pixabay

 

自分の「奥の意図」に意識を向ける練習

聖人君子になれ、という意味ではない、

そこは最初に明言してから、今日の記事を書きます。

 

まず、前にご紹介したこの記事をもう一度、読んでみてほしい。

Facebookですが、ログインしなくても読めます。

相手が「何を思って」そのひどい言動をしているか、

推測をしている部分に、しっかり注目してね。

 

◎古宮 昇さん

 

心理療法家であれば、ここで「相手に寄り添う」わけだけれど、

ふだんの暮らしのなかで「ひどい言動をする人」の心の中身を

ここまでたくさん、推測する必要はまあ、まず、ないよね。

 

ただ、相手が「何を思って」その、あなたにとって

「ひどい」と感じられる言動をしているのか。

その相手の意図は、あなたの「想像外のところ」という可能性だって、

あるわけで。そう、心屋さんもよく、

「なぜこんなに」という質問に対して

「知らんがな」っておっしゃいますが、まさにそれ。

知っているのは本人だけ、というか、

ここで挙がっている例では、本人だって、

その意図に気づいていない可能性がある。

 

それをあなたが「なぜこんな」って、どんなに考えたって、

正確にその意図をつかむのは、難しいでしょう?

どうしてもその意図を探したい場合、その目的は

「相手のことを正す」ために、ってことも多いはず。

 

じゃあなぜ、相手のそれを私は「正したいのか?」

自問自答してみて。答え、すぐに見つかるかな?

 

たとえば私のほうが正しいのよ! って叫びたいために、

相手の意図を探ってない?

これもまた、詳しく正確に言えば

「私のほうが正しいってことを、理解しなさいよ」であり

つまりは「私の言うことが間違ってないと、

私が良いと、誰か認めて!」でもある。

あ、責めてないよ、可能性としてありうる、っていう意味ね。

 

誰か(相手)に、実はそんなことを叫んでしまっているのかもしれない。

相手は相手の問題でいっぱいいっぱいで、だからこそ

こちらに「ひどい」と感じさせるような言動をしてくる。そのとき

あなたはそれに対して「私が良いって認めてよ!」という要求をかぶせる。

 

ずれてるよね? これ。お互いの意図が。

「ずれ」ているってことは、わかるよね?

そんな「斜め上からの、あなた側の要求」をそこにかぶせても、

相手に通じないこと、結構、ありそうだよね?

 

あなたが「自分は間違っていない!」と言うとき、

あなたは「私はこのように感じる人間なんだ」ってことを、

認識しているでしょう?

じゃあ、それでいいじゃない。

堂々と胸張って、そう感じる自分を、

自分がいちばん先に

それでいい

って認めてあげれば。

 

なぜ、誰かに「承認」させないと、気が済まないのかな。

そのために相手側の問題を使ってるんだよね?

だったら、こちらのことを認めてもらうためにも、

ちゃんと、相手の気持ちの「元にあるもの」に対しても、

寄り添う覚悟は自分に必要になってくるよね。

 

「ずれ」を修正していく必要、あるもの。

もちろん「自分のことをよいと認めてほしい」と感じている、

その自分の内側にも、きちんと目を向けつつね。

 

実際、そこまでするのって、本当に自分自身の覚悟がいるし、

感情をかぶせないって、かなり、たいへんなことなんだよ。

そもそもその寄り添いも、相手側が望んでいなければできないし。

だからこそカウンセラーという職業が成り立つほど、覚悟が必要。

 

そういうことは面倒だからと全部、吹っ飛ばして、

イヤなことをする相手へ「自分を認めさせる」ってことに

あなたが固執すればするほど、ずれが大きくなったりして、

あなたがさらに、イヤな思いをするわけでしょう?

 

自分で「これでよい」って思い定められないの、なぜだろうね?

相手から、あるいはせめて別の人に承認をもらわないと、

自分が落ち着けないのはなぜだろうね?

それこそ、何を要求してるんだって話。

 

このときにさ。

『自分が自分のこと、整理したい』から、

自分が、自分を「これでよい」と確信したいから、

「吐かせてほしい」って他の誰かに頼むのであれば。

それはね、

『愚痴をきっかけにした、自分の気持ちの発見ツール』

に変えられるよ。すごくいいきっかけにできると思える。

 

でも、そうではなくて「あの相手が認めてくれない」から

代わりに他の人に「良いと認めてもらい、ほめてもらいたい」であれば

その訴えられる他の人のほうにも、ときと場合によっては

「え? 自分のことしか考えないの?」って

受け止められてしまう可能性もあるよ。

 

自分が自分の感覚を「よい」と思っていいこと、

でもそれは「他者の承認」が必要なことでもなく

ましてや誰かに「認めてよ」って訴えなくてもよいってこと。

 

そこを練習してみるのって、すごく大切だと思う。

練習していけば、この先、

誰かから「その人自身の問題」を

あなたのほうに投げかけられてきても

そんなの、知らんがな

って言えるようになる。

そして自分は相手からの要求(怒りはかなりの確率で「要求」だ)、

引きずらなくて済むようになるからラクだよ。

 

これは傍から見れば「自信」とも映るかもしれないけれど、

実は、人と自分は「違う」んだってことを、自分が認識する練習。

それでいいのだと、知っていく練習。

違っていて当然だよね、別の人間だから。

苦しさから離れたいからこそ、冷静になる、ってことでもある。

 

誰かを正すとか、認めてって叫ぶ前に、

自分のその奥の意図を見つけて、なぜそうなるのかを見つけて、

そこを解放してあげようよ。

そういうツールとして、その苦しさを使えるよ。

自分の『奥にあるもの』を探す覚悟は確かに必要だけれど、

苦しいときってある意味、「すごくいいチャンス」だと、私には思えるよ。

 

2015_09_26

Photo by mksn
Pixabay